仕事の合間の香港　（９）　佐敦百加士街で食べ歩き～澳洲牛奶公司、麥文記麺家、大良八記

「佐敦」（ジョーダン）は本当に活気のある面白い街、レトロな香港郊外の連荘散歩（笑）から帰ってくると、この雑踏がまたいかにも香港です。
夕方の雑踏の中をぶらぶら歩きしながら、今日の夕食場所を探します。
まだそんなにお腹も空いていないし・・・そんな時にちょうど良いエリアを見つけました。
「白加士街」です。
ここに３軒続いて、美味しいと評判の店が並んでいるのです。
まずは「澳洲牛奶公司」、もう一本隣の通りには牛がトレードマークの日本人観光客御用達の「義順牛奶公司」もあります。

共に同じような品揃えで、売り物は何と言っても「馳名雙皮燉鮮奶」（牛乳プリン）。
店は「義順」より大きいにもかかわらず、混み具合は１０倍はすごく、店の前は写真の通りの大行列です。
店内も相席当たり前の超ぎっしり系。
ただ今回だけではなく以前来た時にも、「馳名雙皮燉鮮奶」より「茶餐廳」メニューの方がジモティーには人気のようです。

で、おのぼりさんの僕（笑）のお目当て「馳名雙皮燉鮮奶」は個人的には「義順」より好き、そのフルフル感と嫌みのない自然な牛乳の甘みは、僕の心と胃袋を１００％癒してくれます。

続いてお隣の「麥文記麺家」に移動。
そうです、「はしご」です（笑）。

ここは「マクマンキー」と読む４０年以上の歴史を誇る麺の名店で、以前来た時には「撈麺」を試してみたので、今回は直球で「上湯雲呑麺」を注文してみました。

いかにも香港の味です。
麺、雲呑、スープ・・・初めて食べると「あれっ、日本のと違うな」と違和感を感じるとは思いますが、慣れてくると、この食感、この味こそが麺の王道と思えてくるでしょう。
更に３軒目に行きます（笑）。
今度はまたスイーツ屋で「大良八記」という店です。
店内はポップな感じ、でも胡麻のお汁粉（芝麻糊）などの伝統的な香港スイーツが評判の店なんです。

ここでは前にクルミのお汁粉（合桃露）を食べているので、今回はこれも普通に芒果を・・・。
お味は・・・残念、「普通」でした。
もちろん不味いわけではなく、香港のスイーツ屋として標準的な美味しさだったという意味です。
３軒並んでいるからそのどれもを食べよう・・・なんで考えるのは僕くらいかもですが、これ３品でも日本円で８００円位ですからですから、ＷＨＹ ＮＯＴ？（笑）です。