シンガポールといえば・・・マーライオン、ザ・フラトン

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こんな「世界三大がっかり」なんてところには絶対行かない!なんて、まっつん先生に啖呵きったけど、やっぱり行っちゃいました(笑)。
でも僕の本心からじゃないよ・・・ただまっつんにシンガポールのシンボルと言われるマーライオン像の今を見せてあげたいっていう友達心の一心からだよ・・・・(笑)。
ちなみに「世界三大がっかり」の他の2つはコペンハーゲンの人魚姫、ブリュッセルの小便小僧だそうです。


で、このマーライオン、シンガポール近辺にかつて栄えた都市の名「タマセク」(ジャワ語で海の意)にちなみフランス語の「海」Mer と、シンガポールの名の元になったライオンを合体させたものなのだそうです。
だからかなぁ、「マーライオン」の「マー」が僕らにはうまく発音できない、伝わりにくいのは・・・。
近寄ると、後ろに5★ホテルの「ザ・フラトン・シンガポール」がよく見えます。

もっと近づくと、こんな感じ。
でもよ~く見ると、変な顔ですねぇ(笑)。
これがきれいにライトアップされた「ザ・フラトン」。
この建物は初代海峡植民地総督であるロバート・フラトンに因んでフラトン・ビルディングと名付けられ、1928年に完成されたものだそうです。
設計は当時の上海にあった建築会社「キース&ドウズウェル」社によるもので、当時としては大規模な建築とドリス式の円柱などに特徴のあるパラディアン様式の建物として、シンガポールの最先端かつ代表的な存在となり、それ故に中央郵便局やいくつかの政府機関などが入居したと聞きました。
その歴史的な建物をホテル用に完全リニューアルした「ザ・フラトン・シンガポール」、悪いホテルのはずがありません。
お値段を除いては・・・(笑)ですけれど。
ちなみにこの日(金曜日)の夜は、ホテル・ロビーでチョコレートに特化したハイティーをやっていました。
バンコクのスコータイ、ハノイのメトロポールのチョコレート・ビュッフェみたいなやつです。

シンガポールフライヤー

今度はシンガポールの新しいシンボル、世界一の観覧車「シンガポール・フライヤー」の報告といきましょう。

マリーナ・エリアに近づくと否が応でも目に入るこのデカさ、これは相当なものでした。
開業は確か今年の3月1日、高さが165m、使用された鋼材が1800t、総工費はなんと2億4,000万シンガポール・ドルといいますから、すべてにおいてそれまでの世界一だったロンドン・アイをしのぎます。

設計は日本の誇る故・黒川紀章氏。
乗客を乗せるカプセルは全部で28個あり、それぞれに空調や紫外線保護が備え付けられています。

カプセルの定員は各28名ととても多く、またカナッペやワイン等飲食物の提供も行われるため、結婚式や誕生日パーティといった用途での貸切利用が可能となっているところが斬新です
僕が乗ったのは3日目の朝。
着いた翌日は天気が悪く朝から昼はかなりな雨、それ以降も雨がポツポツという天気だったので、3日目(つまりは帰る当日)にかけたのです。
幸いにして曇り空ではありましたが、雨の心配はなさそう。
こうなると欲が出てきて、夕方のほうがきれいじゃないだろうか・・・など色々考えましたが、夕方天気が急変するかもしれません。
なにしろここは赤道直下の国なのです。
それに一般的にシンガポールはドピーカンの日は少ないと聞いています。
え~~~い、乗っちゃえ!

大人一人29.50ドル!
かなり高いです。
日本円にして2300円くらい。
タクシーのドライバーも「高い、高い・・・」と言っていました。
そのせいでしょうか、朝だからでしょうか、ほとんど客がおらず僕一人の貸切でした。
1周約30分だそうですが、乗ってしまうともう時間のたつのを忘れるほどです。
カプセルの中は広いし、空調は効いているし、全く揺れもしません。
さすが最新の観覧車です。

息を呑む絶景が広がります。
曇り空でもこうですから、天気のよい日ならさぞかし・・・・です。
ただカプセルの窓がやや汚れていて、紫外線よけの意味もあるのでしょうが、カメラを通しての写真は実際ほどのきれいさと迫力はありません。

ホテルファン向けのワンショットです。
リッツカールトンを真ん中に、マンダリン・オリエンタル、パンパシフィックといった諸ホテル、ビルの陰にコンラッドも見つけられる人はシンガポールのホテル通ですね。

マリーナ地区はまだまだ工事中、どんどん広がっていく様相を呈しています。
ここには何と巨大なカジノが完成するそうです。

晴れればきっとインドネシアまで見えるのでしょうね。
まだ出来立てほやほや、従業員の士気も高そうで、10メートルくらいおきに配置された若いスタッフたちには笑顔も沢山。
空いてもいたし、朝からとても楽しく過ごせたシンガポール・フライヤーでした。

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