屋久島でイタリアン(笑)

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前から書き始めていた僕と奥さんの秋旅行は屋久島が行き先、これは奥さんの希望旅行地でした。
関東に住む僕らには屋久島はなかなかに行きにくい所。
伊丹からは直行便があるのに、羽田からだと鹿児島での乗換えが必要。
鹿児島・屋久島間は小型飛行機なため席が取りにくく料金も高い、雨が多い島で観光も天気に左右されやすい、泊まりたいと思うホテルが少ない・・・などの理由で、今回が僕らにとって始めての屋久島でした。
旅程は祝日と僕の有給を続けての1泊2日、フライトはもちろんJAL便利用、鹿児島空港で系列のJAC便(日本エアコミューター)へ乗り換え。
料金は「先特」料金を予約開始日に・・・それでも羽田・屋久島間が約2万、鹿児島・屋久島があれだけ近いのに1万はします。
正直高いです。
鹿児島空港でのショッピング(「徳永屋」とか・・・)は帰りにするとして、短い乗り継ぎ時間はJALのラウンジで・・・乗り継ぐJAC便は歩いて搭乗のボンQ(ボンバルディアDHC8-Q400)でした。
75人乗りくらいでしょうか。
1のABがもらえていたので、足元はほんの少し余裕がありました。
もちろん飛行時間は20分弱、時刻表でも30分のフライトです。
足元には噴煙を上げる桜島、そして種子島と見て、あっという間に着陸、本当にあっけないほどの短さです。
着いた屋久島空港は見るからに田舎空港(すみません)、超小っちゃいます。
空港の出口にはプラカードを持った観光バスのガイドやタクシーの運転手がたくさん立っています。
僕らのホテルにも送迎は付いてるのですが、一便遅いものに合わせて迎えに来てもらうようにお願いしてあるのです。
何、それ?・・・ですよね(笑)。
実はうちの奥さんが屋久島のガイドブックを見ていて「私、ここでランチした~~い」という店が空港の隣にあるからなのです。
(今回の旅行はすべて、奥さん主導の旅でした、笑)
僕らは空港から歩いて2分、空港隣の木々の合間にあるこの「イルマーレ」というイタリアン・レストランまでバッグを持ちながら移動します。

(地図的にはここです)

ランチのオープンは11時半、僕らの屋久島到着とほぼ同時の時間です。

店内は天井が高く開放的な雰囲気、豪華ではありませんが清潔さがあり、ややしょぼいですがテラスめいた席もあります。
ランチのメニューは少なく、生パスタとピザがそれぞれ3種類くらいづつです。
値段は、2種類の前菜とパンと飲み物(コーヒーなどの他に霧島茶なんてのも選べます)が付いて2000円から2300円くらい。
自家製らしいパンもまずまずで、屋久島で本格的なイタリアン・・・と期待させますが、屋久島の物価を考えるといくら観光客メインとはいえ、ちょっと高すぎる感じが(メインを食べる前から)したのは事実です。

2人で取り分けた霧島黒豚のラグーソースの生パスタ。
味は悪くありませんが、東京などの激戦地だったら普通中の普通です。
ピザ(この店ではピッツァと呼びます)は4種類のチーズを使ったもの(クアトロフォルマッジョ)。

こういう小さな島でゴルゴンゾーラの匂いをかげるとは思いませんでしたが、これも普通の、良く言えば至極全うなイタリアン・ピザ(ピッツァ)でした。
黒板に書いてある「ランチを食べた人は割引料金です」のデザートは栗のリコッタケーキ。
栗の香りもリコッタ・チーズの香りも薄くて、生クリームが添えてあってもややパサつき感が気になる出来でした。
それなりにお客さんも入っていて、シェフの説明も親切だったのですが(シェフがお運びもしてくれます)、また行くかというと・・・です。
それでもここでゆったりとした時間を過ごし、また空港に戻ります。
ハイビスカスがきれいに咲いていました。
小さい小さい屋久島空港をレストラン方面から見下ろしたところ、空港の奥に海、その向こうに見えているのは種子島でしょうか?

空港の小さな売店でお土産などを見ているうちに、鹿児島からの次の便が到着。
それに合わせて、ホテルからの迎えの人の姿も眼に入りました。
僕らが泊まるホテルの名前は「サンカラ・ホテル&スパ屋久島」というホテルです。

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