プールサイドでウェルカムドリンクをいただきながら、開放感たっぷりのプールと海の景色を堪能。
ころあいを見計らった頃、バトラーが僕等の部屋まで案内してくれます。
このホテルの客室数は、スイートとヴィラ合わせて全29室。
客室の数からだけ言えば、本当にプチ・ホテルです。
僕らが予約したのはスイート・タイプの部屋、カートで山の斜面を降りてゆく木立に囲まれたヴィラとは違い、ロビーやレストラン、スパなどのある本館に位置しています。
僕等の部屋はロビー階から一階降りたところ。
エレベーターの中にはかすかにハーブの香りを漂わせるハーバルボールが置いてあります。
タイのスパをご体験の方にはお馴染みのこのハーバルボール、タイの伝統的なハーブ(サムンプライ)を十数種類ブレンドし、布で包んだもののことです。
これを蒸して患部に押し当てることで、温熱効果、アロマテラピー効果、マッサージ効果、皮膚から浸透するサムンプライの薬効を出し、ヒーリング・マッサージをするのに使います。
このホテルのスパはタイの「アジアハーブアソシエーション」、部屋のバスルームなどにもミニのハーバルボールが置いてありました。
(「アジアハーブアソシエーション」は日本人経営のタイ・スパ、バンコクに4店舗、チェンマイに1店舗、そしてここが日本初出店になります)
エレベーター・ホール。
質感はめちゃくちゃ高くはありませんが、安っぽくはありません。
辺りにはヒーリング系の音楽が低く流れています。
エレベーターを降りて、このハーブ畑の脇を通って・・・
このハーブはホテルのエグゼクティブ・シェフ武井智春氏の手によるものだそうです。
武井シェフといえば、レストラン「ミクニ・マルノウチ」の総料理長だった有名な人、「地産地消をテーマに顔の見える食材探しに奮闘中」とウェブにはあります。
シェフのコメントとしては「世界自然遺産屋久島。“洋上のアルプス”とも称されるキャンパスを得て、天からの恵み(食材)を使った新たなる挑戦に燃えています」なんて言葉も載っていました。
24時間いつでも利用できるフィットネス・ルームを右に見て・・・
外の景色が見えるところでもう一度曲がると・・・
(ヴィラが見えています)
この廊下に出ます。
この辺りはプ-ルの下にあたるはずです。
廊下のインテリアはもう少し改善の余地があるかも、です。
こういうのも「ありきたり」っぽいです。
この階にはスイート・タイプの部屋が4室、1室は本当に広いスイート・ルームで一番奥に位置しています。
タッチ・センサーのドアを開けると、まずは大きなシューズ・クローゼット。
こんな大きなスペースいる?っていうくらい大きいです。
目的に合わせて使えるサンダルも揃っています。
壁際には大振りなインテリア(たぶんバリ、少なくてもインドネシアっぽいです)が・・・。
眼を窓の方にやると、こんな感じです。
充分な広さの空間にベッドとゆったりソファ、ベランダの向こうには緑と水平線、天井にはファン・・・言うことのないリゾート・セッティングでしょう。
この最高級リネンを使ったベッドに掛けられているベッドスローと、クッションカバーがとても良いアクセントになっています。
次回は更に部屋のディテールを見ていきます。