サバイサバイな初冬のバンコク (10) オートーコー市場で朝食

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早朝便でバンコクに着いて、ホテルのチェックイン時間まで何とか有効に時間を過ごそうと、いろいろ画策しています。
この時間でちょうど朝の8時頃、高品質な果物や野菜が集結する「オートーコー市場」(ตลาด อ.ต.ก)はもうそれなりの人出です。

タイの市場の常で、こうしたお惣菜コーナーもかなり充実しています。
この店の惣菜は1パック20バーツくらいから。
(お馴染みのビニール袋に入れてくれます)
タイ・カレーは種類が豊富です。
僕に分かるのはポピュラーな「ゲーンキアオワーン」とか「ゲーンソム」くらい。
焼き魚、揚げ魚もたくさんありますし、それ専門の店もあります。
サテの店からは肉の焼ける香ばしい匂いが漂ってきます。
僕の食欲がどんどん刺激されてきます(笑)。
あ、ホーモックです。

皆さんもレストランで「ホーモックタレー」(タレーは「海」、つまりシーフード入り)とかお食べになったことはあるでしょう。
タイの代表的な料理です。
バナナの葉で小さな器を作り、その中にレッドカレーペースト風に味付けされた魚のすり身(この場合は「ホーモックプラー」)を流し込んで蒸しあげた硬めの茶碗蒸しのようなもの。
ココナッツミルクが入っているので口あたりは大変マイルドで辛味もなく、柔らかな食感が魅力的な一品です。
質の良いものばかりを扱っているこの市場の店ですから、こうしたおかず系の店もきっと美味しいはずですが、旅行者の僕にはちょっと無理。
なので、僕の朝食は、この市場内のフード・コーナーで取ります。
天井が高くとても開放感のある空間、一見してとてもきれい、そして清潔そうです。
好きな屋台で好きな料理を注文、その場かテーブルで料金を払います。
ドリンクだけもOKで、タイ名物の練乳たっぷりのコーヒーが味わえるコーヒー・スタンドなんてのもあります。

僕は取りあえず絶対ハズレのなさそうな「麺」料理を・・・バーミーナーム。
この店のトッピングはすべて乗せてもらいます。
待つこと数分、これまたタイではお馴染みの唐辛子・砂糖などの4種類の調味料入れとともに、雲呑や豚肉が乗せられた麺が運ばれてきます。
これでこの店の最高値段45バーツ、日本円にして130円です。
一口スープを飲んでみます。
旨~~い(笑)。
化学調味料嫌いな人はちょっと・・・でしょうが、僕には早朝に機内で配られた機内食なんかの100倍は美味いと感じられましたね。
肉の表面のカリカリも最高、一緒に付いてくる激辛のたれにつけて食べるともう止められません。
ま、動き回ってお腹を空かせるというのも、美味しく感じさせるコツなんでしょうけれど・・・。

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