「ザ・ペニンシュラ東京」、部屋までのアテンドはありません、一人で行きます。
荷物が多ければ当然ベルが付くと思いますが・・・。
予約は「デラックスルーム」、予約サイトには
「モダンでありながら和の要素を取り入れた寛ぎの空間。
2人用ダイニングテーブルやソファセットを配し、自宅にいるような心地よい雰囲気が特徴です。」
とあります。
広さは54平米、もうだいぶ使い込まれたでしょうが、ソファやクッションを始め、あらゆる備品がほぼ完璧な状態に保たれているのはとても嬉しいことです。
へたったソファとか最低ですから・・・。
本当にお金を掛けた内装です。
質感が違います。
二面ある窓はフル電動。
開けてみると・・・あれっ、これってパーシャルだけどパーク・ビューのカテゴリーに入る部屋?
しかも14階以上の部屋だし。
ということは、ホテルのカテゴリーでは「デラックス・パークビュー」ということに・・・。
(「デラックス・パークビュー」は14階以上のホテルの両サイドにある部屋で、中は「デラックス」と全く同じ、僕はそう認識しています、間違っていたらお教えください、皆様)
つまりチェックイン時、何も言われませんでしたが、予約の「デラックス」からアップグレードしていただいたようです。
そんなことは何も言わないレセプショニスト、何と奥ゆかしいこと。
ディスカウント料金なのに有難うございました<「ザ・ペニンシュラ東京」様(笑)。
テレビは42インチ、CD/DVDプレイヤー付きです。
日比谷公園の緑と・・・
「帝国ホテル」方面。
窓が大きく取られているので、カーテンを開けると、本当に良く東京のシティラインを見ることが出来ます。
こうしたところ、傷もそろそろ目立ち易いはずなのに、ほぼ新品同様です。
ここのスイッチ類は実に多機能で優れものですが、それに輪をかけて良いのは、表示などが「分かりやすい」こと。
最新のデザイン系ホテルなど、チェックアウトの頃になってやっと慣れてくるなんて所もありますからね。
この重々しい木のドアも良く全室に作りましたね。
そうそう、このホテルが出来るまでを詳述した「メイキング・オブ・ザ・ペニンシュラ東京」山口規子著(文藝春秋)を読むと、橋本夕紀夫氏などのデザイナーや建築家の奮闘ぶりが良く分かります。
でも、いま「ペニンシュラ・マニア」が読むというか見るべきはこれでしょうか。
最近各部屋にも置かれている「ザ・ペニンシュラホテルズ・コレクション」という一体何キロあるのか分からないほど重い(大袈裟?)、この大冊。
希望者はホテルで一冊1万円で買えますが、僕も思わず買いそうになったくらい隅から隅まで世界のペニンシュラ・ホテルズで埋め尽くされた、写真中心の究極の「ペニンシュラ本」です。
この辺の「east meets west」振りも、さすが。
ウェルカム・スイーツはどんどん「渋く」なってきていますが、これは部屋とお客、ルームレートによって違えているでしょう、きっと。
小さいながらも快適な机があって、ちょっとした仕事にも便利です。
表示類も多機能で、その時の外気温なども表示されます。