国内のホテルにも機会を見つけては、頻回に泊まっています。
でも最近はそのほとんどが東京のホテル。
出張もこのところは日帰りのことが多くなったし、経費節減の折、地方都市に泊まったとしても、チェーンのビジネス・ホテルが多くて、改めてここで取り上げるほどのところも少ないのです。
今回はお馴染みの「ザ・リッツ・カールトン東京」、ここでももう何回も取り上げたホテルです。
場所はもちろん六本木の「東京ミッドタウン」内。
ここの地上54階・地下5階建て「ミッドタウン・タワー」の44階から53階までに、「ザ・リッツ・カールトン東京」は入っています。
(54階は施設維持や管理のためのスペースで、一般人は入場不可)
下からエレベーターで44階まで上がりレセプションに・・・チェックインは高級ホテルらしくとてもスムーズなものでした。
今回の僕の予約は某大手の予約サイトからの
●プラン名称 : クラブフロア特別料金!ザ・リッツ・カールトン東京オリジナル「赤ワイン」プレゼント
●部屋 : クラブ デラックス ツイン(ツイン) × 1部屋
●宿泊人数 : 大人2名
というもので、値段は45087円。
(もっと安い値段の日もありました)
プレゼントのワインは、5大シャトーのひとつ「シャトー・ムートン・ロートシルト」を所有するフランス・ボルドー地方の名門ワイナリー「バロン・フィリップ・ドゥ・ロートシルト社」が銘醸畑の葡萄を使って、ホテルのために特別にブレンドしたオリジナル赤ワインだそうで、13000円相当と言いますから、実質32000円ちょっとでクラブフロアに泊まろうというプランです。
(当然、出来てもう1年を過ぎようとしているこのホテル・チェーンのポイント・プログラム「ザ・リッツ・カールトン・リワード」の対象料金ではありません)
レセプションの女性に案内されて、カードキーでアクセス出来る最上階の「クラブラウンジ」に案内されます。
ラウンジにはいかにも老練な男性スタッフが僕を待ち構えていて、「shackinbaby様(もちろん本名で、ですよ)、ようこそおいでくださいました。お待ち申し上げておりました」(言い回しが多少違うかな?)と、下からの連携もばっちり。
ホテルの特別階「ザ・リッツ・カールトン・クラブフロア」ステイには、専用ラウンジであるこの「クラブラウンジ」が利用出来、ここでは専属スタッフによるパーソナル・サービスや1日5回にも及ぶ飲食が提供されています。
この時間のテーブル上には、11時半から午後2時半まで出されているお昼の軽食が並んでいます。
(この後はアフタヌーンティーが午後2時半から4時半まで、夕方の軽食が午後5時半から7時半まで、更にクローズする午後10時までドリンク類がOK。もちろん朝食も朝7時から10時半まで出されます)
「ザ・リッツ・カールトン・ホテル」の持つイメージに忠実に、最近のホテルにしてはトラディショナルな雰囲気。
ただ、備品の質感は最高とまではいきませんし、生花などゴージャス感を醸し出す小物類も少なく、上質感は伝わってくるものの、期待し過ぎるとちょっと肩すかしという意見もあるかもしれない作りです。
東京で一番高いところにあるホテルの窓からは、大東京のパノラマが・・・。
それを出されるウェルカム・ドリンクを飲みながら、あるいはテーブル上に並べられているスイーツやミニ・バーガーなどをいただきながらですから、優雅かつ僕の食欲も大満足です。
東京のホテル・ラウンジの中では、こうした食べ物の品質はここがほぼベストでしょう。
パンやサンドイッチも乾くこともなく、良い状態で置かれていました。
六本木方面。
「森ビル」があの大きさ、その後ろの「グランドハイアット東京」なんてあの低さです。
いかにここが高いところにあるかお分かりかと・・・。
地上240メートルくらいの高さなんです。
こちらの緑は「赤坂御用地」、緑の中の優雅な建物は「迎賓館」。
曇り空の日だったのが本当に悔やまれるバーズアイ・ビューです。
この頃に奥さんも合流、部屋はもう用意が出来ていると言われているのに、ついついまったり・ゆったりしてしまって・・・こうして僕らの「ザ・リッツ・カールトン東京」ステイは始まりました。