reduced rates! パークホテル東京 (2) 「レストラン タテルヨシノ 汐留」でディナー

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今や銀座にも大きな店を出して大人気の吉野建シェフのフレンチ・レストラン「タテルヨシノ」の「芝パークホテル」の店に続く2番目の店が、この「パークホテル東京」にあります。。
そこでホテル宿泊者限定のディナーというメニューをいただきました。
値段的にものすごくリーズナブルな価格設定、正確な値段は失念してしまいましたが、確か6700円くらいだったかと思います。
ランチ・タイムの値段と思えるようなあまりのリーズナブルさに一体どんなメニューが出てくるのか懸念しましたが、なかなかに真っ当なお皿の連続で、これは「お得感」一杯の「タテルヨシノ」入門コースになっていると思いました。

店の中はどういうわけかガラガラ、たぶん早い時間からの客が一巡してしまった後なのでしょう。
大人気の新しい銀座店に比べて、これは「穴場」かもしれません。
そういえばここの正式な名前は「ガストロノミー・フランセーズ・タテルヨシノ」って言うんですね。
芝の方が「キュイジーヌ・フランセーズ・タテルヨシノ」。
パリの店「ステラマリス・パリ」と合わせて吉野シェフは一体いくつミシュランの星をもらっているのでしょう。
確か「ベネッセハウス」のレストランも彼の手がけるもの、ものすごい仕事量ですね。
サービスはシェフ・ソムエリエにしてマネージャーの伊奈氏の最高のホスピタリティで、文句なし状態。
アミューズのパートブリック(「フィロ」じゃないと思う)の仕上がりは超さっくり。
パンも良い出来で、香ばしい小麦粉の香りが食欲をそそります。
次はフォアグラを2種類の料理法で・・・。
トーション仕立てとマリネで、です。
実に丁寧な仕上がりのフォアグラ、高級フレンチ・レストランならではのフォアグラです。
去年ブダペストで食べた(「グレシャム」を除く・・・です)血抜き処理の甘い、良く言えばワイルドな味わいのフォアグラとは手のかけ方が違う感じです。
デーツのソース(たぶん・・・)も、他のレストランと一味違いを見せていて好印象です。
魚は鱸(すずき)。

アオサ(海藻の「アオサ」です)のソースが、皿の「海」感を嫌がおうにも盛り上げてくれます。
鱸そのものも美味しい鱸。
肉料理は和牛ランプ肉のステーキでした。
これも小規模レストランならでは・・・焼き具合どんぴしゃ。
付け合せのマコモ茸は食感が良く、アジア料理だけじゃなくて、フレンチにも合う食材なんだと再認識でした。
アヴァン・デセールはオリーブも使ったアイスクリームにココナッツの泡ソースが乗っています。
グラン・デセールの方は★付きレストラン流に飾られたタルト・タタン。
プチフールも含めて、パティシエは頑張っていると思います。
マカロンもパリのマカロンの味と食感でした。

窓の外は・・・残念、こちら側は都会っぽい景色なものの、他の側に比べてちょっと見劣りがします。
夜景が一番きれいに見えるのは、こちらの方向でしょうか。
東京のホテルでも有数の「宝石箱のような夜景」が見えるんです。
それも空気の澄んだ今、まさに今が一番きれいに見えます。
でも、これには一つ注意があります。
今回このホテルを取り上げた理由の一つも、その「注意」によるものです。
詳細は後程・・・。

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