reduced rates!　ホテルココ・グラン上野不忍　（４）

あまり気に入らなかったホテルを長々と取り上げるのも・・・なので、これで終わりにしますね。
上野恩賜公園での花見をお開きにした後、「呑兵衛」達の２次会・３次会にお付き合い。
アルコールに弱い僕は相当ヘロヘロになりながら「ホテルココ・グラン上野不忍」にご帰還。
寝る前に２階にある「ＳＰＡ」という名目の大浴場へ。
この階には飲み物の自動販売機や、コインランドリーもあります。
わずか５８室のホテルの男女別浴場としては、まあまあの広さ。
部屋の極小バスルームのイメージではありません。
浴槽は浅いもののバブルバス。
ここは午前１時まで開いているので、部屋の超狭いバスタブを使う必要はないでしょう。
ドライサウナも付いているし、女性用には岩盤浴まであるそうです。
風呂の後は、花見の時に女性陣から差し入れられた「うさぎや」のどら焼きで一息。
どら焼き界（笑）の帝王、「うさぎや」はこのすぐ近く、寝る前のこの甘味は最高でした。
それにしてもこのどら焼き、柔らかめの小豆餡もですが、何といっても僕が好きなのが蓮華の蜂蜜たっぷりの皮。
どうしたらあんなに気泡がきれいに入るように焼けるんでしょう。
東京和菓子界の傑作ですね。
そして翌朝。
ここは宿泊料金に朝食が込み、朝の６時半から地下のこの部屋で食べられます。
いわゆるビジネスホテルの朝食とは一線を画していて、安めのシティホテルのそれとほぼ同等なくらいのラインアップです。

いや、並べ方などもきれいで、シティホテルの中でも充実しているほうに入るかもしれません。
高級感というよりは、普段食べている僕らの朝食って感じのものが、和洋取り混ぜて数多く並べられています。

ご飯の他にお粥も、パンも各種、トースターも置いてあります。
ホテルのロビー隣の「ドンレミーアウトレット」のスイーツも冷蔵庫に入って、食べ放題。
朝からスイーツ・バフェなんてところ、他にはないでしょう、初めて見ました。
ぐっすり眠って、朝は食欲がんがん。

ホテルのインテリアには文句たらたらの僕でしたが、よく眠れて、こうして朝からよく食べられ他のですから、ホテルとしての機能は充分果たしてくれたわけです。
でも僕にはこの値段がネック、この値段を出すのなら、場所は少し離れてもシティホテルのディスカウント料金を探しちゃいますかね。