友人たちが東京に来た時に相次いで使った「東京ステーションホテル」、やはりその便利さと知名度には相当なものがあります。
JR東京駅からはレセプションのあるメイン・エントランス経由ではなくても、2か所の駅構内直結のエントランスからアクセス可能です。
一つは駅南口から入れるサブエントランス、もう一つはこちらは宿泊者専用でカードキーが必要ですが、駅北側にもう1か所エントランスがあって、横に細長のこのホテルには便利なようになっています。
このホテルの客室タイプに付いては
http://www.tokyostationhotel.jp/rooms/index02.html
に詳しい説明がありますが、大きく分けて客室は5種類。
まず中央線高架ホーム沿いで眺望は望めないという「クラシック」(23~47㎡)、皇居側に位置する部屋の「パレスサイド」(26~58㎡)、南北の丸屋根ドームに沿ってレイアウトされた天井高4メートルという「ドームサイド」(30~44㎡)、2階建ての「メゾネット」(65㎡)、そして「スイート」(72~173㎡)という構成のようです。
僕の友人たちの予約は2回とも「パレスサイド」。
1回はホテル直の予約、もう一つは大手予約サイト経由でした。
ホテルのウェブの説明には
全長335mの駅舎の皇居側に位置する客室。
開放感あふれるお部屋で晴れ渡った空や夕焼けなど、東京の中心地・丸の内エリアならではのダイナミックで美しい眺望をご堪能いただけます。
とある部屋タイプで、全部で81室あり、このホテルで一番数の多いスタンダードな客室です。
階によって天井高に差があるとのことで、友人たちがアサインされた2階の部屋は3階よりも天井が高いとのこと・・・。
部屋はバスルーム・エリアに広めの面積を取っているせいか、ベッド回りにやや余裕のない気もしますが(目測で40㎡前後か・・・)、天井が本当に高いので、圧迫感はありません。
もしろ縦長の直線のデザインがクラシカルなエレガンスを感じさせてくれて、モダンなデザイン一辺倒の最近の新設ホテルの中では明らかに他のホテルとは違うインテリアで、魅力的です。
もちろんそうしたヨーロピアン・エレガンスに現代的なタッチも充分振りかけられていて、色やパターン使いもアース・カラーなど抑えているのに品のあるものを使い、それにところどころ濃い色や金色でアクセントを付けている・・・質感は想像より上の仕上がりです。
コントロール・パネルや電話なども一部の最近の外資系ホテルなどと違い、日本語表示の多い分かりやすいもの。
この引き出しに(ロング)パジャマが入っていて(バスローブはバスルームにあります)、セイフティボックスもここです。
こんなデザインは同じデザイン会社が作った「トリアノン・パレス・ヴェルサイユ」に良く似ています。
椅子もたっぷりした質感のあるもの。
加湿器は初めから置いてありましたが、空調・防音などはさすがに最新ホテル、何の問題もありませんでした。
(窓は大きいですが、開きません)
ベッドとの距離がやや狭い気もしますが、とにかくすべてが真新しく、どこもピカピカ。
置かれている客室案内などもほぼ新品同様で、気持ちが良いです。