久しぶりに国内の新しいホテルに泊まってきました。
品川は御殿山に去年の12月3日にオープンした「東京マリオットホテル」です。
品川駅西口(高輪口)の都バス6番乗り場から、「御殿山トラストシティ・東京マリオットホテル」行き無料バスで3~5分、駅前の喧騒とは無縁の御殿山にこのホテルはあります。
ホテル・エントランスは写真左のオフィス棟の「御殿山トラストタワー」にあり、客室はコンコースで繋がっている写真右のレジデンス棟「御殿山トラストコート」の一部にあります。
位置関係はこんな感じ。
2つのビルの後ろには「御殿山公園」の緑が広がっています。
ホテル・エントランス。
「御殿山」という名前や、どこかで見たことのあるエントランス・・・と思われた方はホテル・ファンです。
前はここ、「御殿山ガーデン ホテルラフォーレ東京」だったんだよとおっしゃる方は、もうホテル・マニアと言っても良いかもしれません。
1980年オープン248室のこのホテル、最近はその名前を聞くことも少なく、ディスカウント率の高さだけが時々話題になるくらいでした。
今回、ホテル全体をリニューアル、ブランドもリ・ブランドして、アメリカ最大のホテル・チェーン「マリオット」の日本4番目のホテルとして生まれ変わったのです。
「マリオット」のこのところの日本進出はすごくて、3月7日には「大阪マリオット都ホテル」が、4月2日には「コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション」が開業します。
「ザ・リッツカールトン」ブランドも「マリオット」ですから、「ザ・リッツカールトン京都」も2月7日のオープンを待つばかり。
まさにオープン・ラッシュです。
通常僕はオープン当初のホテルは混乱していることが多く、値段も開業記念プランなどあっても高止まりしていることが多いので利用することは少ないのですが、今回は奥さんの実家(ここの近くです)の行事の関係で、オープン6週間くらいでこのリニューアル・ホテルに泊まることになりました。
予約は大手のネット予約サイトからで、「1日5室限定 エグゼクティブラウンジアクセス付」というもの。
デラックスツイン1室大人2名利用で、週末料金は32600円でした。
エントランスを入るとすぐにこのベル・デスクが・・・。
僕らが到着した時にはここに誰もいませんでした。
エントランスを入っても無人、前には大きなカフェ・レストラン(「ラウンジ&ダイニングG」)。
レセプションはどこ?
思わず周りを見回しますが、レストランの近いところにも人がいません。
これをどっちにどう行くの?
僕らだけではなく、やはり他の人も立ち止まって首を傾げています。
こんなエリア、窓越しの緑も素敵で、時間があったら思わずお茶したくなってしまいますが、まずはレセプション、チェックインしなくちゃです。
でもこの方向でしょう、アトリウムを回り込む・・・、それしかないもの。
このコンコースを半分ほど行きかけたときに、向こうからベルらしき人が・・・。
聞くと確かにレセプション・カウンターはこの奥と。
きっと僕らの前のゲストのアテンドをし終わり、デスクまで戻るところだったのでしょう。
でもこうした作りのホテルでは、ベル・デスクが無人になるのは避けるべきですよね。
ベルってとにかくホテルの第一印象ですし・・・。
着きました、ここがチェックイン・カウンターのようです。
あれっ、その手前には「エグゼクティブラウンジ」とある・・・、このホテルのラウンジは高層階じゃなくてここにあるんだ・・・。
この時間、ラウンジのドアは開いたままでした。
(朝夕などは閉まっていて、カードキーをセンサーにあてて入ります)
チェックインは淡々と・・・。
僕は予約のリクエスト欄に「出来る範囲で高層階の見晴らしの良い部屋をお願いします」とお願いしておいたのですが、用意されていた部屋は5階と・・・。
「ここがご用意出来る一番高い階のお部屋でございます」
えっ、21階から23階は本物のエグゼクティブフロアなので無理としても、高層階のリクエストを出しているのに5階?
満室?
後で部屋の明かりやネットでの予約状況を見たら、どう贔屓目に見てもそんな風には見えません。
「あぁ、そうですか、僕らは窓からの景色も楽しみに来たんですが、、もう少し高い階の部屋は空いてませんか?」
するとレセプションの女性
「差額をお支払いいただければ、19階の部屋がご用意出来ます」