最近泊まったホテルの中で、以前と部屋の変更があったところを取り上げています。
今度はお馴染み舞浜の「ヒルトン東京ベイ」です。
このホテルは「ディスニーランド」隣接のホテルなため、シーズナリティがすごいです。
ハイシーズンにはめちゃくちゃ高く、逆に今のような冬の時期には信じられないような安値が出たりします。
僕のようにディズニーランド目的じゃない人間がここに泊まるのは、千葉方面に仕事がある時で、宿泊料金が安い時だけ。
先日は「【早割3】早く決めるとお得です」というキャンセル不可のレートで1室16200円のところ、HPCJ(ヒルトンプレミアムクラブジャパン)の20%割引を適用、最終的に12960円で泊まったので、その報告です。
宿泊当日はアーリーチェックインの希望も入れてもらって、通常よりはずいぶん早く部屋に入ることが出来ました。
「王朝」辺りで食事をしながらチェックインを待とうと思っていたので、これは嬉しい誤算でした。
予約は最低ランクのツイン・ルームでしたが、実際案内されたのはリニューアルされた10(~11)階に新設された「セレブリオ」(CELEBRIO)という部屋。
ま、アップグレードしていただいたということでしょう。
でも、「デラックスプラス」とか「エグゼクティブ」といった部屋とはどう違うのでしょう?
てっきり今回も「デラックスプラス」かと思っていたので、これは興味津々です。
さて、この新装フロアに降りてこの廊下を歩くと、ちょっと心配な気に・・・。
とにかく新しい感じはプンプンなのですが、このインテリアは僕の好みではないのです。
部屋も「ハッピーマジックルーム」みたいだったらどうしよう・・・(笑)。
後で見たホテルのウェブには、「エレベーターを降りた瞬間から感じる『セレブリオ』の世界」と題して
「柔らかな曲線のモチーフや、ソーダ水のきらめくバブルのようなドットが散りばめられた、コンテンポラリーな空間が広がります。
エレベーターホールに置かれた椅子型のオブジェは、インターラクティブアートと呼ばれる現代アートの1作品。
人が座る動作に合わせて、アクアソーダブルー、ラズベリーピンク、フレッシュイエローなど様々に色が変化し、アートとの対話をお楽しみいただけます。」
とありました。
ふ~~ん、そうですか・・・僕には中途半端にポップ&モダン、コスト削減を相当に考えたリニューアルって気がしてしまいますが・・・。
僕の考え過ぎ、皮肉の言い過ぎでしょうか?
「セレブリオ」専用のカード・キーで部屋を開けます。
キーは差し込み式、最新のタッチセンサーとかではありません。
開けた瞬間(といってもベルの女性が開けてくれたのですが・・・)、わっ、白~~い!
ウェブには
「『セレブリオ』、それは、日常を忘れ、心を解き放つための場所
アートを感じさせる楽しくてスタイリッシュなお部屋の中で、とっておきのリフレッシュタイムをお過ごしください」
とあります。
プロは上手いこと書くなぁ(笑)。
部屋の基本的な構造は「デラックスプラス」を作った時のようには、大幅に変えていないようです。
表面的なデザイン中心のリニューアル。
最近のトレンドは入れて、窓際のカウチが導入されています。
質感は高くないですが(クッションはほとんどなく、平ら)、広さがしっかりあり、僕のような大柄な大人でも充分余裕で寝そべることが出来ます。
もしかすると初めからエクストラベッド的に考えられたカウチなのかもしれません。
ベッド側から反対側の壁を見ると、こんな感じ。
フラットTV(SONY)、高速インターネット(ヒルトン上級メンバーは無料)、DVD、iPod/iPhoneスピーカー・・・。
冷蔵庫もこんなになっちゃってます。
「セレブリオ」の客室では、冷蔵庫内の飲み物はすべて無料。
水やコーラ、ジュース、ビタミンウォーターなどが入っています。
(アルコールは無し)
これは、このフロアが旧来のラウンジがあった頃のエグゼクティブを想定しているということでしょうか?
そういえば11階の「デラックスプラス」以外の部屋も、この「セレブリオ」に改装されるんだそうです。
スイートもすでに「セレブリオ」対応のスイートも完成したとも聞きました。
フルーツはヒルトンの上級メンバー用アメニティでしょう。
窓の方から改めて部屋全体を見たところ。
ゴミ箱も部屋のデザインに合わせてあります。
入り口脇の大きな一枚ガラスのドアを開ける(スライドさせる)と、こんな風に・・・。
そのドアを逆に引くと、ラゲッジ・スペースと引き出し。
引き出しにはガウンとロング・パジャマが入っています。
窓からの景色は部屋の位置に寄りますね。
ここからはディズニーランドの花火も良く見えそうです。
窓の大きさなどは全くリニューアルされておらず、窓周囲は障子の張替えだけの違いです。
で、最後にまたもホテルのウェブからの引用です。
「ベッドルームは白を基調に、アクアソーダブルーをアクセントカラーに配したシンプルな空間です。
スワロフスキーをはめ込んだサイドテーブルや、まるでソーダ水のきらめくバブルのように、ドットを散りばめたフロアカーペットは、アートを感じさせる楽しい空間を創りだしています。」
確かにそうなのでしょうが、僕が確実に気に入ったのはグレードアップした照明だけでしょうか?