本当に久しぶりの「フォーシーズンズホテル椿山荘東京」へのステイ。
今回は「SPA無料&55平米DXルームへアップグレード」という某予約サイトからの予約なので、通常の部屋よりは広めの部屋に通されて当たり前なのですが、案内されて改めてフラット・ウィンドウの「見慣れない」部屋に驚いてしまいました。
この広めの部屋は、このホテルの建物の折れ曲がったところに位置する数少ない部屋・・・その予約サイトには「スーペリアルーム(45平米)よりもひとまわり広く、落ち着きのある客室です。
バスルームはメイクアップカウンターが独立した、ゆったりとした造りです」とありました。
更に「都内でも有数の広さを誇り、ゆったりとした大理石づくりの浴室は、シャワーブース完備。
32インチ液晶TV、DVDプレイヤー、CD/MDコンポを備え、100Mbpsの高速インターネットアクセスもお楽しみいただけます」とも書かれていました。
確かに部屋全体がとても余裕のある作りで、何ともゆったり感の感じられる部屋です。
ベッドはこのホテル、前から質の良いものを使っていましたが、まさかこれは初代のものではなく、もう何代めかの物でしょうよね。
もちろんリネン類も肌触りの良い高品質品。
でも僕には全体に「やや柔らかめ」で、my best favorite hotel bed とはなりませんでした。
机もアーモアも実に質感が高く、立派なもの。
昔のものをリストアしながら丁寧に使っているのでしょう。
でもそんなことを微塵も感じさせないメンテナンス振りです。
スタンドなどは相当に時代を感じさせますが、それでも充分違和感なく2009年の中に溶け込んでいます。
トータライズされたインテリア・コーディネートのおかげでしょう。
この辺もそうですね。
1990年スタイル(笑)・・・でも充分機能は果たしていますし、最近のデジタル化されたパネルに比べて温かみが感じられます。
フラットTV、CD/MDコンポやDVDが収まったアーモアの下の方には、パジャマも浴衣も・・・。
もちろんバスルームにはバスローブも完備です。
ミニバーはフル・ストックで立派なものですが、今となってはデザイン的に最先端ではありません。
この部屋の大きな特長の一つに、広いパウダー・ルーム、バスルームを備えていることが挙げられます。
入ってすぐの両側に、クローゼットとメイクアップ・カウンター。
その奥に洗面所。
和テイストのティシュ・ボックスなどは、開業以来のものでしょうか?
(それとも変わっています?<リピーターの皆様)
バス・アメニティーは他のフォーシーズンズ・ホテルと同じで、ロクシタン製です。
浴槽は広め、深め。
有名な「3分間で一杯になります」の水圧は、以前ほどではないような気がします。
六本木の「グランドハイアット東京」の初期の頃程度です。
繰り返しますが、バスローブの形が「決まって」いるのは、最高級ホテルの証拠です。
広いシャワー・ブースも付いています。
今までとは逆に、バスタブやシャワー・ブースから、入り口の方を見ると、こんな感じです。
出来た当時には、本当に衝撃的な広さだったのでしょうね。