「ザ・リッツ・カールトン大阪」に夜遅くチェックインしました。
アサインされたのは30階のジュニアスイート、ベッド1台の部屋です。
古めかしいホテルのロゴ付きの重いルームキーでドアを開けると、さすがジュニアスイート、まずは広めのホワイエになっています。
白を基調に、重厚な木製家具、鏡の額縁や陶器のスタンドなどが良いアクセントになっていて、「ザ・リッツ・カールトン」らしい部屋だなぁと強く思わせます。
最近のアジアに展開してるモダンな作りの「ザ・リッツ・カールトン」ではなく、まだアメリアにそのほとんどのホテルがあった頃の「ザ・リッツ・カールトン」のイメージです。
ドアは無く、奥はベッドルームになっています。
おぉ、いかにもの作りですね
広さは全部で64㎡あるそうです、このジュニアスイート。
下の写真はホワイエをドア方向に見たところです。
一番左がドア、真ん中の開き戸がクローゼット、右がウェット・エリア(ベイシン、バスタブ、シャワーブ-ス)へのドア。
ホワイエのベッドルーム手前に、狭いながらよく詰め込まれたミニバーがあります。
最近の高級ホテルのお約束、ネスプレッソもあります。
カプセルは3種類。
コーヒーカップはジノリ製でした。
ミネラルウォーターは2本、ホテル・オリジナルのティーバッグ類は香りの良いもの。
奥のベッドルームに入りましょう。
デスク周り。
重厚感のある机で、デスクマットやブローシャなどもきれいな質感のあるものになっています。
コンセント類は引出しの脇に、「インルーム・テクノロジーセット」なるコネクターやコード類を収めたバッグも置いてあります。
インターネット接続は無料。
窓はこういう感じです。
部屋の広さに対して窓の面積が狭いのは時代でしょうか。
カーテンはトリプル、シアとドレープは電動で開閉します。
窓は非常時の脱出用ドアとして一部開きますが、45度以降開けると警備室に連絡が行っちゃいます。
窓の向こうには脱出用のはしごと狭いバルコニーが付いてますが、こんな高さで外に出ることになったら、これは怖いです。
景色は梅田の北側、正面は梅田スカイビルですが、30階だと隣のビル(梅田ダイビル)に景色はかなり邪魔されてしまいます。
やはり最低でもクラブフロアの33階以上にならないと北側は景色が楽しめないようです。
反対側のジュニアスイートなら大阪南側のシティラインがきれいそうですが、短い今回のステイ、部屋を替えて欲しいとまではお願いしなかったです。
ソファはまずまずのソファ、へたりは少ないです。
清掃状況は良好、部屋全体の意匠は古めかしいですが、これだけきちんとメンテナンスされていると、その古さも気になりません。
テレビはパナソニックのVIERA。
かなり角度が付けられて、前にも飛び出てきます。
引出しにはすべて紙が敷かれています。
テーブルの上には1階の「ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ」で250円だか280円だかで売っている「ザ・リッツ・カールトン・オリジナル・ジャンボ・チョコレー・トクッキー」が1枚置いてありました。
かなり大きいサイズのサクサク・クッキー。
これがウェルカム・アメニティーということなのでしょう。