ハイアットの話題ばかりで失礼いたします。
僕が3月末からチャレンジしているハイアットの「ダイアモンド・トライアル」、2か月間に12泊すると1年間はダイアモンド・ステイタスをもらえるとあって、あの手この手で宿泊先をハイアットに集中させるようにしています。
「ハイアットリージェンシー東京」、「グランドハイアット福岡」、「グランドハイアット東京」、再び「ハイアットリージェンシー東京」にと泊まり、4月某日にはついに日本最高のホテルといわれる「パークハイアット東京」への宿泊と相成りました。
もちろん僕はこのホテル、過去に何度も泊まったことがあります。
前回は「ゴールドパスポート」のアカウントを見ると2012年の4月だったようです。
もう2年もたってる、あぁ、時のたつのは・・・です。
ホテルのエントランス周辺は人手が足りない状態、僕がタクシーを降りてもケアする人おらず、ま、大きな荷物もないから全然構いませんが、ホテルに足を踏み入れた途端、良い気分になれた以前とは違ったスタートでした。
もちろんレセプションまでの道は良く知っているのでアテンドの順番も待たず一人でずんずんと・・・。
出来てもう20年を迎えるこのホテル、驚くほどどこも変わっていない感じがします。
しかしどこも良くメンテナンスがされていて、今でもその質感の高さで十二分に高級と思わせてくれます。
41階でエレベーターが開くと、日本のホテルにしては照度が極端に低いラウンジ「ピークラウンジ」が目の前に・・・。
ラウンジーな音楽が流され、ラウンジの中はかなりな混みよう、雨交じりの悪天候な日でしたが夜景が良く見える窓際席はぎっしり埋まっているようでした。
通常この辺りにはホテルのスタッフが詰めていて、宿泊客にはレセプションへの行き方を案内したり「交通整理」していたと思うのですが、この日はそれらしき人は・・・。
ま、僕は初めてじゃないので構いませんけど。
「梢」への階段を過ぎ、「ジランドール」も過ぎると、人通りは急に少なくなります。
あぁ、この絵。
この越前谷嘉高氏の絵のところを左に曲がると・・・
ジョー・モーフォード・デザインを代表するこの書斎スタイルの通路が現れます。
このスタイル、その後どれだけ世界中で真似されたでしょう。
今でも本当に新鮮です。
沢山の人が集うパブリックなエリアから宿泊者だけのプライベートなエリアに変わっていく、気も引き締まると同時にほっとする感覚にもなる、永遠不滅の素晴らしい回廊といえます。
レセプション、ここも本当に最初からこうだった感じがします。
驚くほど変わっていない・・・。
ダウンライトの下、それぞれのテーブル(デスク?)に座りながらのチェックイン。
相変わらずテーブルはきれいに片付き、何一つ余分なものが出ていません。
ホテルによってはこういうスタイルのチェックインでも、見えなくても良いものが見えたりするところが多いのです。
レセプショニストは僕の名前を確認すると、ダイアモンド・メンバーということでイン・ルーム・チェックインすると・・・。
あ、そうなの?
それなら僕がエントランスでアテンドを受けて僕の名前をチェックインということで連絡しておいてもらえれば、シームレスで部屋まで直行ということになったのでしょうね。
それでも僕の名前を確認した後のフォローは素晴らしく、すぐに「お部屋にご案内いたします」と・・・。
担当してくれた韓国の女性はパーフェクトな日本語を話し、とても好印象な対応でした。
42階から50階に広がる客室177室、僕の部屋はその47階だそう。
エレベーターの中なども本当に昔のまま、でも隅から隅までぴかぴか、このホテルはどこも清掃・メンテナンス状況はかなりなものです。
エレベーター・ホールから廊下。
ここで気が付きます。
あ、この色だ、僕のこのホテルのイメージの一つ、グリーンです。
レセプションに入る前の書斎はもちろんブラウンやベージュ、レセプション・エリアで少しこのグリーンが入ってきて、ここでこのグリーンが基調色になります。
他になかなかない色です。
エレガントで充分アーバン、この色は専門的には何というんでしょう。
光の使い方も素敵です。
もうどこをどう動かしてもおかしい程、ぴたっと決まってますね。
さぁ、部屋です。