これが「帝国ホテル」の僕が宿泊した部屋です。
「一休」というネット予約会社からの予約で、「コーナーデラックス(48平米~/ダブル)(1名利用)」というカテゴリーで、値段は29000円でした。
最初アサインされた部屋は低層の完全なビル・ビューの部屋だったので、お願いして他の部屋に変えていただいたくだりは前に書いたとおりです。
新しい部屋が用意できるまで、そのビル・ビューの部屋で家族(息子)とおしゃべりをしていたのですが、その部屋も、新しく用意してもらった「日比谷公園~皇居」ビューの部屋も、ツイン・ベッドの部屋でした。
レセプションの人が言うには、「このタイプの部屋には、キング1台のベッドの部屋が大変に少ないものでして・・・」とのことでした。
帝国ホテルのHPを見ると
「本館9階~12階は、『伝統と革新』をテーマに品格と機能美を追求し、コーディネイトを一新しました。
ご家族や大切な方とご一緒に、またビジネスでのご宿泊にも、くつろぎの時間をお約束いたします」
とあり、更に僕が予約した「コーナーデラックス」に当たると思われる部屋は、HPでは「本館リニューアルフロア・デラックス」と呼ばれていて
「フロアの各コーナーに位置するデラックスは、48平米~60平米の贅沢な空間をご用意しています。
各部屋には応接セットを備えており、ご家族での楽しいご歓談からお仕事の打ち合わせまで、目的にあわせてご利用いただけます」
と書かれています。
どうやらこのホテルご自慢の「最新鋭の」部屋らしいのです。
(そのカテゴリーなのに、最初にアサインされた部屋は何なんだ!です、怒)
今度は予約したサイトの方の説明を見てみると、部屋の説明には
「コーナーデラックス ダブル・シングルユース(48平米~/禁煙)
・すべての客室にバスローブをご用意
・客室内での高速インターネットが無料で利用可能」
とあり
「リニューアルフロアの特徴として
・エレベーターホールにセキュリティエントランス設置
・シャワーエリア(洗い場)とバスタブ一体型の使いやすいバスルーム
また、スイッチひとつでお好きな温度、湯量に設定できる自動給湯機能も完備
・空調機内に、空気浄化ユニットとマイナスイオン発生器を設置」
をあげています。
僕はタイミングが良かったせいかこの値段で予約出来ましたが、今改めてレートを見てみると、この部屋タイプは売りに出ていないか、あるいは出ていたとしても4万円以上は確実にする部屋のようです。
超お得レートGET!(笑)ですね。
部屋はリニューアル後といっても、こんな感じです。
他のリニューアル後のホテルのコンテンポラリーなデザインとは一線を画するもので、家具などの質感はやや高いものの、これでリニューアル後とは思いづらい超保守系振りです(笑)。
一つ一つの備品はどれも良く考えられ比較的上質なものばかりですが、若い層を惹きつける要素は相当に少ない気がします。
上質といっても特別階(インペリアル・フロア)の「スリープワークス」のように、ベッドが714000円、ヘッドボードが210000円、デュベ・セット(デュベ、デュベカバー、ピロ、ピロケース、シーツ)が493500円、パジャマガが52500円(値段はホテルのカタログから)という「とんでもない」もの(笑)ではありませんが・・・。
(これじゃ、寝るとき150万を超えるものに実をくるまれてることになりますね、すごい)
この窓も旧来からの構造的なものでしょうが、中途半端です。
ここは12階と、本館の一般階しては一番高い階ですが、お隣の日生劇場の屋根が視界をさえぎるだけではなく、あまりきれいな景色を提供してくれません。
この上の14階からのインペリアル・フロアでもこの方向のビューでは、他のビルの屋根などが気になるかと思います。
帝国ホテルに泊まり慣れている方にお聞きしたいです。
ビュー的にはどのあたりの部屋が一番良いのでしょうか。
やはり高層のタワー館からのビューでしょうか・・・。