台北弾丸 (8) 雨の夜@台北、「誠品信義店」や「臨江街夜市」

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西門や中山北路などの用事を順次済ませて、MRTの「市政府」駅に降り立ったのはもうかなり遅い時間。
雨はまだまだ断続的に降り続いています。

ここから「グランドハイアット台北」までただ帰るだけでは面白くないので、こんな遅い夜の強~い味方(笑)、人気本屋の「誠品信義店」に寄ることにします。

ここは敷地面積3000坪、蔵書量が100万冊と、誰もが認めるアジア一の大型書店。
仁愛路と敦化南路の交差点にある一号店より、更に店内の知的な快適さにこだわっていて、一般的な本だけでなく専門書なども幅広く取り揃え、新しい文化の発信基地をなるような本周辺のさまざまなものを地下2階から地上6階までの8フロアに展開している店です。
もちろんフードコートやテーマ・レストランもありますから、それこそここに一日だっていられます(笑)。
(飲食系は午後10時には閉まってしまいますが、本屋は午前0時まで、週末は何と1時まで開いているそうです)
上の写真を見てください。
最近日本でも増えてきた本の閲覧スペース、ここはもう図書館みたいにたくさんあります。
大きな円テーブルなんかまでも・・・です。

数冊面白そうな台湾本をピック、もう真っ暗な「三越」を抜けて、ホテル(↑の地図で「君悦飯店」と書いてあるところ)まで帰ります。
連絡通路は夜でも通れますが、「台北101」は通り抜けられません、ご注意を。
ホテルに帰ってからも、まだやりたいことがあります(笑)。
それは夜市です。
台湾といえばやはりこれは夜市でしょう。
ホテルから天気が良ければ歩ける距離のところに「臨江街夜市、またの名を通化街夜市」があります。
雨なので早仕舞していないか心配ですが、タクシーで急ぎ駆けつけてみます。


臨江街夜市が他の、特に観光客が多く押し寄せる夜市とは異なる特色は、露天が約3割ほどで、残りの7割が店舗形式のいわゆる「お店」スタイルになっていることでしょうか。
そのせいか、全ての客の何と7割以上が固定客という、地元密着の夜市なんです。
客の年齢層は20~50歳くらいの女性が非常に多いようで、当然、女性客がメイン・ターゲットとされているようです。
もちろんこのような台湾小吃の店もたくさんあります。

雨だし、もう日付も変わった深夜なので、あまり客は多くありません。
僕のような観光客らしき人もほとんど見かけません。
果物屋がまだ開いていました。
マンゴが安いですね。
これが本当のローカルプライスなんでしょう。
1斤は600グラムですから、49元ってたったの140円ですよ!!
2種類のマンゴを明日の朝食用に1つずつ購入、ちゃんと秤で重さを測ってくれて、明朗会計です。
こういうところが台湾は良いですね。
ボラれそうなイメージが、台湾には少ないです。
以前食べて気に入った「割包」(台湾式のハンバーガー?)の店は、残念、もう店じまいでした。
周囲からの独特のにおい(というより臭気)は、この「臭臭鍋」の店が元のようです。
「臭臭鍋」って、皆さんご存知でした?
臭豆腐と関係がある?と思われた方はピンポ~~ンです(笑)。
揚げる前の臭豆腐を使った鍋とのこと・・・揚げたものより臭いはひどくないと書いてあるサイトを見つけましたが、それでもこれは日本人にはTOO MUCHです(笑)。
一番人気は「臭臭大腸鍋」という極辛のものだそうですね。
名前からしてインパクトありすぎですよね(笑)。
あ、生煎包がありました。

生煎包とは肉まんのように形を整えたものを、餃子の要領で蒸し焼きにしたものです。
たいていは刻んだキャベツの具を包んだ菜包と肉餡を包んだ肉包の2種類があります。
僕が好きなのは肉包のほう。

食べると肉汁がジュワッと出て来ます。
その場で食べるのが一番なのですが、この日はホテルが近いのでもって帰りました。
雨天、夜が遅い・・・その辺を勘案しても、以前より寂れているような気もした「臨江街夜市」でした。

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