「ちょっと高雄まで」週末弾丸 (27) 「愛河」リバークルーズ

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「打狗英國領事館」で楽しいティータイムを過ごしたものの、夕陽はやはり駄目。
こうなればと、僕が次に考えたのが高雄を流れる「愛河」のリバー・クルーズ。
船に乗りながら暮れなずむ高雄の街を見てみよう・・・。
暗くなってからより、ちょうど暮行く時間が僕は好き。
そう決めて、「打狗英國領事館」下でタクシーやバスを待ちますが、これがなかなか来ない。
ほとんどの人たちがここには観光バス(ツアー)での来場のよう、あとは地元客が自分たちの車でとか・・・。
やっと見つけたタクシーの空車に乗り込むも、今度は夕方のラッシュに引っかかります。
あぁ、タイミング的に僕の希望通りにはならないかなぁ。
と思っていると、運転手が「ここ」と、リバークルーズの乗り場近くで下してくれます。
何とか間に合ったかも、この位の暮れ方ならまだ悪くはないです。
あぁ、こういう船でクルーズするわけね。
停留所というか駅は数か所あるようですが、ここは高雄国賓大飯店前の駅で、メインとなる駅。
駅は分かりやすく「愛之船」のサインボードはかなり目立ちます。
ここで乗船券を購入、一人TWD120也でした。
このまますぐ乗れれば自分の希望通りの暗さの高雄をクルーズ出来たのですが、出発を待つ間に、日はどんどん暮れていってしまいます。
船の正確な運行時間などは決まってないようで、取り合えず午後4時から11時までは船は出るということだけ、筆談で教えてくれました。

船は20人乗りくらい。

一艘に付き、操縦士と中国語ガイドが一人づつ付きます。。

河は臭いもなく静か、河風も適当に吹いて、10月末の夕暮れのクルーズは、暮れ方は別にして、とても気持ち良いものでした。

河の周りや河に架かる橋は色とりどりのネオンでライト・アップされていて、その中を船はゆっくり静かに進んでいきます。
川べりのオープン・カフェ辺りから賑やかな音楽も聞こえてきたり、家族連れやカップルが川岸を散歩していたり・・・思ったより良いムードです。

ガイドによる中国語での解説は僕には全く分かりませんが、抑えた口調の説明は耳障りではありません。
それどころか異国情緒たっぷりで、僕には心地良かったくらいです。
船は途中でUターンするので、左右どちら側に座っても、景色を平等に楽しむことが出来ます。
これは停泊中の巨大客船、ホテルの部屋の窓からも見えていました。
ガイドは僕を日本人とみたのでしょう、ただ一言「トーヨーノセーヌガワデス」と説明してくれました。
まさか「東洋のセーヌ川です」??
何ぼ何でもそれは言い過ぎですよね(苦笑)。
クルーズは25分くらい。
めちゃくちゃ面白いとかではないものの、気持ち良い時間が過ごせました。

駅近くの高雄国賓大飯店でタクシーを拾い、僕のホテル漢来大飯店まで戻りました。


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