本当に久しぶりに「ペニンシュラ東京」に行ってきました。
宿泊ではありません。
(ペニンシュラ・グリーンに塗られたMINI クーパーS クラブマンが停まっていました)
有楽町に行く用事があったので、「あ、そうだ、入院している友人のお見舞いはペニンシュラのお菓子にしよう」と、ホテル地下の「ペニンシュラ・ブティック」に・・・。
時はちょうどお昼頃、あまり高くなければホテル内のレストランでランチもしたい、親切そうなコンシェルジュに相談します。
直接レストランに行っても良いのですが、間にコンシェルジュをかませることで取れない席も取れたりするのです。
コンシェルジュはホテルの宿泊客でなくても大丈夫です、助けてくれます。
フュージョン料理の「ピーター」でも中華の「ヘイフンテラス」でも席はあると、そこでコンシェルジュに丁寧にお礼を言い、どちらがお勧めか・・・など話を膨らませていくと、彼も一生懸命こちらの好みを聞きだして、「ヘイフンテラスがよろしいでしょう」ということに。
良いホテルの良いコンシェルジュは、本当に熱心に相手の希望を聞いて、候補を絞っていってくれます。
で、これがホテル2階のほとんどを占める広東料理店「ヘイフンテラス」。
エントランスからしてミシュランの★付きレストラン、丁寧な接遇でさすが高級店と思わせてくれます。
レセプションの女性は僕の名前を告げると、PC画面を見ることなく「あぁ」と分かったようで、コンシェルジュから電話でも入っていたのでしょうか、すぐに席に案内してくれます。
なるほどこの席ね・・・、なるほど。
さっきコンシェルジュと話しながら、僕は一人、(料理の写真を撮りたいからとまでははっきり言いませんでしたが)プライベート空間が良い…などのリクエストもしていたのです。
らせん状に様々な席のある大型店の一番奥ですが、ここはカップル席、扉付きの個性的なインテリアで、実にプライベートな空間になる僕のリクエストにうってつけの席だったのです。
入口に近いところ辺りはグループで来てるマダム達が多く明るく賑やかな感じ、中間くらいの皇居の見える窓側は事前にしっかり予約を入れている気合の入ったカップルやグループ…といった感じです。
客がカップル席に入ると、この格子戸を左右に広げてくれます。
これで通路から客の顔が見えません。
料理は真ん中の窓からサーブされます。
お忍び客向けの席でしょう?
ま、僕は一人、人の目を気にせずに写真を撮ったりしたいだけなんですけど。
中は決して狭くなく、ちょうど良い感じ。
周囲は木材、竹などのそれも実に質感の高いものばかり、ここはハードにはお金をかけています。
中国・蘇辺りのの宮廷風邸宅をイメージしているのでしょう。
このエリアは大人のカップルにはお勧めの場所。
ただ奥はキッチンなので、ウェイターの人通りは激しいです。
サービスはほぼミス無し。
他のペニンシュラの店と同じように、胡桃の飴炊きがおつまみに出ます。
これ美味しくてついつい食べ過ぎちゃいますが、食べ過ぎるとお腹が・・・。
箸などカトラリーも香港と同じものを使っているようです。
僕のランチの最初は点心。