ホテルの朝食を軽く(軽くねえって・・・笑)すませて、ホテルのジムへ。
強制的にカロリーを消費させた後は、ホテルのあるパシフィックプレイスから金鐘駅への渡り廊下を渡ってすぐにある金鐘広場というビルに移動。
ここに入っているスーパーで、小物のお買い物。
特に奥さんから頼まれているリプトンの中国茶のティーバッグ、特に鉄観音の大箱を3つ。これ、日本でも売っているのかもしれませんが、彼女いわく、ティーバッグの傑作とのことです。確かに値段はメチャクチャ安く、そこそこの味には出ます。
彼女ほど気に入っているわけではありませんが、手軽さと最低限の味の保障との兼ね合いでの、彼女のフェヴァリットなのでしょう。
中華味の調味料のいくつかも、彼女のメモと首っ引きで買い込み、すっかり重くなったバッグ・・・もちろん昨日「grEAT」で買ったエコバッグにです・・・を持ってエレベーターを上がります。
「名都酒楼」という朝からやっているレストランで、飲茶で「第二の朝食」(笑)を取ります。
すごく広いでしょ?
典型的な中級広東料理店はたいていこんな感じです。
朝早くはこの中の区切られた席でお粥とか簡単な点心だけの提供ですが、10時を過ぎるとすべての区画が開放になります。
で、11時を過ぎると、この大箱があっという間に満席。
大喧騒のなか、僕の思い浮かべる伝統的な飲茶タイムの雰囲気が展開されていきます。
で、この店、なんと日本の「聘珍樓」のグループ・レストランなんですと・・・。
その割には知られてないなぁ・・・・。
さすがに、味は申し分ありません。
美味しいです。
香港ローカルだけではなく、少しは僕らのような観光客も来るのでしょう、ワゴンを押してくるオバちゃん達も、言葉の分からない客の扱い方も慣れたものです。
叉焼包の餡の出来のすばらしいこと。
普通は超高級なふかひれ入りスープ餃子も、ここでは極安です。
甘いもの専門のワゴンから、胡麻団子。
これは普通の味。
食べ終わって帰る頃には席はかなり埋まり、ワゴンも次から次へと運ばれてきます。
料理名を独特の口調で叫びながら回るワゴンのオバちゃんの声も、一段と大きくなっています。
飲茶は、日本人観光客にとっては本当に楽しい食体験です。
カロリーも高めだし、化学調味料もばんばん入っているけど・・・、です。