「御宿ジ・アース」の客室

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鳥羽の「御宿ジ・アース」。
丁寧な対応で、部屋まで案内されます。
部屋はロビーのある階の2階と、その下の1階だけに、7タイプ全15室の部屋があります。
館内はどこもきわめて清潔。
もちろんこれは造花ではありません。
で、部屋です。

僕等の部屋は「メゾネットスイート」という部屋。
このホテルの中では値段的に中くらいの部屋になるでしょうか。
ホテルのウェブによると、この部屋は
「1階に吹き抜けのリビングルームと和室、デッキテラス、
2階にベットルームと露天風呂、 専用デッキを備えた開放感あふれる客室です。
静かな入江と岩にぶつかる波しぶきを眼前に眺めることができ、ときには海女の作業風景を眼下に見下ろせます。
朝、目覚めたときに目の前に広がる雄大な風景は、極上の贅沢を感じさせてくれるでしょう。
露天風呂は当館湧出の『龍の栖温泉』です。」
と説明されています。
そう、メゾネットの名前の通り、ここは2階建ての部屋なのです。

ウェブから間取り図をお借りしておきます。

ここリビングルームや和室だけを見るとそう「広~い」と感じるほどではありませんが、2箇所に付いているテラスや2階部分を考えると、やはり相当な占有面積にはなります。

メインとなる机は掘りごたつ形式、DVDプレーヤー、ロッキングチェア、丸窓・・・。
「和モダン」と言った感じでしょうか。
個人的には、悪くはないと思うものの、少しまとまりのないデザインかなって印象は否めません。
浴衣や丹前、パジャマなどは質の良さそうなものです。
このミニバー・コーナーなどを見るとまるでホテル・・・あれっ、ここはホテル?旅館?一体どちらなんでしょう。
とても気になったので、帰ってから調べてみると、ホテルと旅館とは法律によって厳密にその区別があるとのことでした。

「旅館業法」という法律によると、旅館とは主に和室で客室数が5部屋以上の宿泊施設を言うんだそうです。
それに対してホテルは主に洋室で客室数が10部屋以上、洋式トイレが設置してある宿泊施設のことを言うと・・・。
このトイレというのが重要で、ホテルにはこの「旅館業法」で洋式トイレの設置が義務付けられてて、逆に言えば洋式トイレがないとホテルとは呼べないそうなのです。
ふ~ん、そうなんだぁ。
じゃ、その「問題の」(笑)トイレを見てみましょうか。

最新式の便座自動開閉式のシャワートイレです。
(2階にもう一か所、トイレはあります)
ここはすべての部屋がベッドですから基本的に洋室、そして洋式トイレときていますから、ホテルの分類になりますかね、ここは。
ま、和の設えもしたホテルということでしょうか?
(僕の解釈で間違っていたらご指摘ください<識者の皆様)
もう一度ミニバーを見てみましょうか。
綺麗にまとまったコーナーですが、ちょっとデザイン重視で、ケトルが熱くなりすぎるとか使い勝手の点ではベストとは言えません。

コーヒーメイカーなども使い方が複雑です。
「ライブラリー&バー」で夜遅くまで自由にコーヒーなどは飲めるので、わざわざこれを使うこともないでしょうが・・・。

置いてあるお茶もコーヒーも良い香りの,質は良さそうなものばかりです。
冷蔵庫内の水は無料。

ウェルカム・スイーツはフルーツとホテルのギフトショップで売っているフランス風のお菓子。
一面の窓の向こうには気持ち良そうなテラス。
(ロールカーテンは電動です)
木々の合間から海が見えています。

ただホテルのウェブにある「静かな入江と岩にぶつかる波しぶきを眼前に眺めることができ、ときには海女の作業風景を眼下に見下ろせます」という記述は、ここの窓からは?です。
(2階に期待しましょう)
ということで、2階を見上げると・・・。

こんな感じ。
2階までは階段で上がっていきます。
そこにはベッドルーム、バスルーム、露天風呂、テラスがあるはずです。

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