覚林寺、ヤックラム寺を拝観してから、中華街を代表するもう一つのお寺、天后宮(ティエンハウ廟)にやってきました。
ツアーなので、僕は楽。
ガイドが冷房の効いた車のドアを開け閉めしてくれるは、時間配分は考えてくれるは、詳細な説明が付くは・・・。
同じ中華街、チョロンにあるとはいいながら、この2つの距離は結構離れています。
やはり自分でタクシーなど使いながら回っても良いのですが(その方が安上がり)、時間を有効に使ってるとは言えないかも・・・。
というのは、街の中心部と違ってタクシーの数がそう多くないのです。
捕まえるのが意外に難しかったりする印象でした、あの辺り。
で、ここが天后宮(ティエンハウ廟)。
ここにはかつて中国沿岸部の福建省、広東省、台湾等の人達によって、航海や漁業の守護神として信仰された女神、媽祖が祀られています。
1760年の創建とか・・・。
「穂城會館」と書かれていますが、これは広東省出身華僑の自治組織の事務所ということのようです。
屋上にたくさんいるのは神様?
タイなどのラーマーヤナのように、何かのストーリーになっているんでしょうか?
媽祖様とご対面。
僕ら観光客にはこのお寺と言えば、何といっても渦巻き状の大きな線香でしょう。
もちろんその他にも僕らにはエキゾチックに見えるものが一杯。
寄付をした人の名前がたくさん張り付けてあります。
この紙の色がいかにもですね。
蝋燭。
おぉ、これです、これ。
売店でお札を買います。
そしてそれに自分の願いを書き込みます
これを渦巻き線香に付けて、自分で線香に火を点けます。
そうすると、お寺の人(この時はオバちゃん)が長い棒を使って、天井の適当な位置に吊るしてくれます
この長い棒で・・・
あっという間に天井に・・・。
大きいものなら燃え尽きるまで1週間もかかるそうです。
僕もやりたかったのですが、やると自分では写真撮れないので(それにガイドは僕以上に写真、下手そうだった、笑)・・・お札は買いませんでした。
でももちろん媽祖様に、僕と僕の家族、ここに来られる皆さんの今後の旅の安全は祈っておきましたよ(本当です)。