アジア周遊旅行 (12) コンラッドバンコク

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シンガポール航空976便は予定通りに、バンコク・スワンナプーム空港に到着です。
時差も1時間あるので、時計をタイ時間に治します。
時間は午後3時40分。
12月始めにはあれだけ世界中を騒がせたのが嘘のように「いつも通り」のスワンナプーム空港。
まるで何事もなかったかのようです。
でも・・・でも・・・やっぱり違う・・・何かが違う。
やけに待ち時間の少ないイミグレを過ぎた頃から、アレって思っちゃいます。
何、この違和感?
そうなんです、ドンムアンからスワンナプームに玄関空港が変わってもいつも感じる、浮き立つようでいてどこか猥雑なあの活気が、今日は全然周囲に感じられないのです。
とにかく人が少ない。
どこもかしこも空いている。
PDAの空港占拠によるあの混乱ぶりは、タイの観光産業に大きな影響を与えているようです。
年末年始の書き入れ時にこれでは、タイの観光業界、しばらくは立ち直れないんじゃないでしょうか、そんな気持ちになるほどです。
イミグレ数分、両替数分の世界。
1バーツはなんと2.7円くらいでした。
安っ!
手荷物一つの僕は10分弱で空港を抜け4階の出発階に。
この辺は詳しく書くと色々ご批判を受けそうなので端折って書きますが、スワンナプームで到着階(2階)からタクシーに乗ると、空港使用料50バーツがかかるし、時には300~500バーツの定額料金を強制されたりすることがあるので、嫌なのです。
(ケチな僕)
だから僕は客を乗せて空港まで来たタクシーを出発階で拾い、「メーターで行く」ことを確認して、乗り込むのです。
(一応これは違法です)
そうすれば客を乗せてきた運転手は、待たずにまた客を乗せて市内に帰れるので、実に上機嫌。
空港利用料は不要だし、ハイウェイを使いたかったら計70バーツを余分に払えば良いし、僕のように「今日は空いてるな」「時間もあるぞ」と思えば、下の道を行ってもらいます。
この日は空港の様子から、今日は空いていると考え、ハイウェイは使いませんでした。
それでも市内中心部のタノン・ウィッタユにあるコンラッドまで、時間にして18分(早い!)、金額は230バーツ(日本円にして630円くらい、安い!)でした。
もしかするとツアーなんかでスワンナプーム空港に来た人は、まだ空港でガイドさんと出会えないでいるような時間です。
空いているバンコクは、慣れていると実に効率的に動けました。

バンコクでの宿泊先は「コンラッド・バンコク」。
相変わらず暗めのロビーは、クリスマスツリーが飾ってあっても、上品で大人の雰囲気を醸し出しています。
予約レートは、「TOP TO TOE PAMPERING」という名前のパッケージで、何と2時間半のマッサージやエステが付いているものです。
1泊8500バーツで、税サ込みでちょうど10000バーツ(27000円弱)になります。
コンラッドはヒルトン系、ヒルトンのダイアモンド・メンバーある僕は、部屋でのチェックインになりました。

部屋はエグゼクティブ・フロアにアップグレードで26階の角部屋。
このホテルではコーナー・ルームと呼ばれている人気の部屋です。
左側にちょっと見えますが、バスルームにも大きな窓が付いているので、全体にとても明るい部屋になっています。
デスクの後ろのクローゼット部分も広くとられえていますし、ミニバー周辺も充実した品揃えです。

ウェルカム・フルーツはスタイリッシュですが、オープン当初のこのホテルを知る者には、ちょっと貧弱に見えます。
コーナー・ルームでも方向によっては窓からのビューが相当違うので(隣のビル・ビューもあり)、僕はこの方向、視界が開けていて好きな方向です。
浴槽脇には大きな窓が開いています。
部屋でのチェックインの後、ワイシャツのプレスなどを依頼(無料)、明日のマッサージやエステの予約にも動きます。
実際にはエステのほうを担当するビューティー・サロンがこの日(元旦)休みだったので、予約は出来ませんでした。
パッケージなのでその内容に注文は付けられないのですが、出来ればエステをマッサージに振り返られないか・・・翌日スタッフと相談するつもりです。
一息つくためにラウンジに行きます。
時間はまだアフタヌーン・ティーの時間。
スコーンとケーキ、砂糖無しの紅茶で喉を潤します。
でも、ここでも経費節減をかなり感じます。
以前に比べて品数もずいぶん寂しくなっていて、同じコンラッドでもまだ相当の質を保っているシンガポールから来たので、これはちょっと悲しい感じがしました。

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