イスタンブール旅情 (最終回) IST-KIX-HND、トルコ航空ビジネスクラスの機内食を中心に

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33回め(!)となったイスタンブール旅行記も、今回が最終回です。
前述のようにハマムのあまり楽しくない体験の後、絨毯屋に戻り、またもチャイやトルコ・コーヒーを前に、絨毯について最終チェック。
今まで押し付けがましいところが全然なかったこの店も、僕の出発まであと30~40分くらいとなると、店のオウナーも出てきて、ちょっと懐柔モード。
ディスカウントを含めて、少しずつ色々なオファーを繰り出してきます。
でもそのディスカウントもせいぜい更に数パーセント程度、極端な値引きは絶対に出てきません。
(ま、そこがまた店を信用する理由でもあるのですが・・・)
で・・・・ついに、手を打ちました(笑)。
買ったのは一番最初に気に入った小さめのサイズのヘレケ産のシルク絨毯(10目X10目)です。
うちの玄関用のマットに使うつもりです。
奥さんの了承もメールで受け取っています。
カードでの支払いもOK、自分的には納得できる買い物でした。
トルコでの「買い物名人」から見れば、これでもボラれているのでしょうが、丸々2日以上にわたる交渉と、店員の親切さに、僕は満足しています。
店の名前は「ZADE」、本当に「フォーシーズンズホテル・イスタンブール・アット・スルタンアフメット」のエントランスの真向かいにある店です。
(この店に関しては、ネガティブなフィードバックが随分あるようです。
特に女性に対しての「恋愛商法」の故のようです。
もし僕の記事を見てこの店に行くなんて事があるときは、充分ご注意ください。
僕のこの店に対するスタンスは、下のコメント覧をご覧ください。
)
僕が買った絨毯?
お見せしたいけど・・・奥さんのお許しが・・・(笑)。
そのうち何気なくブログのどこかに載せちゃうかもしれません(笑)。
絨毯はくるくると巻いて、うまく梱包してくれます。
もちろん僕のリモワのトランクに入る大きさです。
向かいのホテルで部屋を借りてパッキングを済ませ、顔なじみになったコンシェルジェから「シャワーの用意も出来ていますが・・・」と声をかけられます。
最後まで気にかけてもらって、親切さが心にしみます。
でも僕はさっきハマムに入ったばかり、丁寧にお断りをし、空港までのタクシーを呼んでもらいます。
アタテュルク空港までのタクシー代は30TL、時間は午後9時半過ぎです。
今回乗るのはトルコ航空46便関西空港行きです。
何度も書きますが、今回の旅行はユナイテッド航空のマイレージを使っての無料特典旅行、往路は仁川経由、帰路は関空経由で帰る旅程なのです。
トルコ航空はこの冬スケジュールから成田・イスタンブールの直行便を増便をしていて、僕の今回のような複雑なスケジュールをとる必要もなくなるのかもしれません。
でも、僕はこの旅程、結構好きでした。
簡単に特典で取れたし、仁川での免税ショッピングもお得でした。
ビジネス・クラスでのチェックインは専用カウンターで簡単、イミグレもすぐ。
免税ショッピング・エリアも予想外に広く、値段は仁川ほどではありませんが、まずまずの安さでした。
でも、トルコの民芸品、グルメ系はやや高めの値付け、これはどの国の空港免税店でもそうですね。
値札が、店によってユーロ表示のものと、トルコ・リラ(TL)表示のものとあるのも、これはご注意くださいね。
出発までは、トルコ航空のラウンジで過ごします。
大きいラウンジが2箇所に・・・広いですが、どこの部分も込んでいます。
ここはイスラム教のお祈りの部屋。
PCルームもあるし、色々なタイプのソファもあり、食べ物系も各種揃っています。
でも「質」となると・・・まぁ「普通」です。
で、時間となりゲートに行くと、さすが日本行き、それも関西空港行き、相当にハイ・テンションなオバちゃんたちの大声がこだましています(笑)。
あぁ、日本に帰るんだぁ(笑)。
搭乗して、僕は「アッ」と思わず声を・・・。
何とシップ・チェンジしています。
直前まで2クラスのA330の予定だったのに、これ2列目までファーストクラスの機材じゃないですか?
僕は3列目の予約。
それなら、1列目か2列目をアサインするんだった・・・。
F(ファースト・クラス)のC(ビジネス・クラス)開放機材に変わっていたのです。
あぁ、残念!!!

でも乗ってしまえば、バルクヘッド席だし、朝まで寝るフライトだから、ま、良いか・・・と、自分を慰めます。
周りはすべて日本人。
日本人FAは乗っておらず、日本語アナウンスもかなり妖しい日本語。
でも、FAの片言の日本語(定型句のみ・・・)とゼスチャーで何とかなっているみたいです。
午後11時前の出発にもかかわらず、例によって食事は「こってり」系のフル・サービス。
眠気に負けて、途中で寝てしまう客も少なくなかったです。
機内食です。
まずは、トルコ風の前菜、メゼを選びます。
茄子の詰め物、ドライビーフ、チェルケス風のチキン、赤ピーマンに山羊のチーズを詰めたものなどが右に更に盛られています。
次のスープはアーティチョーク、添えられているのは黒胡椒のクルトンです。
スープは熱く、量もたっぷり、美味しいスープでした。
メインは鱸、ラム、パスタの3種類から選べます。
これは実にトルコらしいお皿。<
br>味付けは今日まで食べてきたトルコらしい香辛料ですし、ラムのほかに牛挽き肉のケバブも付いています。
トマトのグリルも、獅子唐も、ピラフも実にトルコ~~~~(笑)。
量的にはかなりな量の機内食です。
デザートも洋風とトルコ風の2種類のサーブ。
ワゴンに大盛りで運ばれてきます。
チーズやフルーツも選べます。
プチフールも配れますし、食事サービスは延々と続きます。
もう僕も限界です。
やっとのことで歯を磨いて、もう爆睡あるのみ。
6時間はたっぷり寝せてもらいました。
この睡眠時間の長さが、ビジネスクラスの最大の長所ですね。
起きるともう日本まで2時間はないと・・・。
するともう2食めが配り始められます。
まずはチキン・シーザー・サラダ。
以外に新鮮な野菜です。
暖かいものは、鶏肉、ドルマ、パスタから選びます。

僕はドルマを・・・。
ズッキーニ、茄子、ぶどうの葉で牛肉が包まれています。
トルコの代表的な食べ物ドルマの、これまた代表的な3種類です。
もうブロイラー的に寝ている以外は食べ物を詰め込まれ(笑)、無事関空に到着です。
あとはトランクを自宅に送り軽装になり、羽田行きの飛行機までの乗り継ぎ時間を過ごします。
各所への電話、メール、PCのチェック・・・やることは結構あります。
最後に空港内のお店で「オムソバ」を食べて、今日の夕食に。

久しぶりの日本の味、とても化学調味料を感じる人工的な味でした。
普段はそんなこと全然感じないのに・・・。

今回の旅行も個人的には大満足、無料の特典フライトだったので、ホテルには比較的お金をかけ、メリハリの利いた良い旅行が出来たと思いました。
皆様、長い間ご愛読有難うございました。

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