イスタンブール旅情 (18) 「フォーシーズンズホテル・イスタンブール」の続き

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「フォーシーズンズホテル・イスタンブール・アット・スルタンアフメット」は本当に長い名前で、今回は後半を略しました。
ただイスタンブールにいる時にはもう一軒、フォーシーズンズには「アット・ボスポラス」もありますので、くれぐれもご注意を。
さて、今回はこの魅力的なプチ・ホテル「フォーシーズンズホテル・イスタンブール・アット・スルタンアフメット」のエクステリアをご紹介します。
とても元刑務所だったとは思えないリストア振りに驚かれる方も多いでしょう。

場所はトラムヴァイのスルタンアフメット駅から歩いて7~8分、アヤ・ソフィアからは数100メートルと、旧市街の観光には絶好の好位置にあります。
ホテルの前は、車一台通ると人がよけるような狭い道ですが、周囲にはホテル、レストラン、カーペット屋などがひしめいている一通りは多いところ、治安上もとても良いエリアです。
ホテルの前にはいつもベルが待機、ホテル到着時からレセプションへの流れなど、スマートそのものです。

元刑務所だった古い建物をリノヴェーションして使っているこのホテル、すっjかり晴れ上がったイスタンブールの青い空に、このトルコ・イエローの外壁が最高にマッチしています。
エレガントさ、コロニアルさ、そしてトルコ風なところ・・・本当はホテルの周囲にもう少し土地的な余裕があれば最高なのでしょうが、このロケーションでこれ以上の用地取得は無理だったのでしょう。
向かい側にある別のホテルの中層階からここを見ると、この印象的なエントランスの向こうにアヤ・ソフィアがそびえる雄姿を見ることが出来るそうです。
写真命の人(笑)なら絶対そのアングルに挑戦するでしょうけど、僕は・・・。

ホテルに入ると両側にこの花瓶が・・・。
もうこれだけで、外の雰囲気とは隔絶したエレガントさのシャワーに包まれてしまいます。
花瓶の間には、果物が沈められた給水器が・・・こんなものもとても雰囲気を盛り上げてくれます。
レセプショニストは笑顔一杯、いかにも有能そうで、しかも親切です。
ゲストと眼が合うと、ベルも、コンシェルジュも、レセプショニストも、必ず挨拶があります。
当たり前のようですが、時には眼だけ、口元だけ、時には挨拶の言葉、時には「昨日のXXはいかがでしたか?」のような踏み入った会話・・・すべてがとても自然で、やはりここはプロのホテル・マンの集団です。
良く訓練が出来ています。

こじんまりしていますが、上品で高品質なロビー。

置かれている調度品も重厚かつ豪華です。
天井がとんでもなく高いでしょ・・・敷地が比較的狭いので、この高さは室内の開放感という意味で重要です。
これはロビーからカフェあるいはバー・スペイスに続くところ。

そこを抜けて、今度は中庭に出てみます。
わぁ、良い感じです。

このホテルのエクステリアを特徴付けている旧「見張り塔」と、植えられているさまざまな花々。

オスマン・コロニアルとでも言うべき、僕ら日本人にはややエキゾチックにも見える・・・これは良い雰囲気の光景です。

中庭に位置するレストラン。
周囲のアウトドア席は、この時期最高のくつろぎを与えてくれます。
レストランの中はこんな感じ、このホテル、上質な風がどこにも吹いている感じです。
今度は、レセプションから客室までを歩いてみます。

エレベーターはこんな作り。
リノベーションする前は一体どういう作りだったのでしょう。

清掃も完璧で、どこもピカピカです。
僕の部屋は3階、そこのエレベーターです。
エレベーターを降りるとこんな感じ。

廊下を進むと、途中にはこんなスペースが・・・。
これがキー、部屋に入ると・・・昨日レポートした部屋になるわけです。

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