イスタンブール旅情 (24) フォーシーズンズ・ホテルの朝食

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イスタンブール3日めの朝を迎えました。
今日の夜にはもうイスタンブールを発ちます。
つまりイスタンブール最後の日です。
まだまだ見残したところ、やり残したこと、買い残したものが沢山です。
今日もがんばるぞぉ(笑)。

「フォーシーズンズホテル・イスタンブール・アット・スルタンアフメット」のベッドはもちろん極上のもの、歩き疲れもあって昨夜は本当にぐっすり眠れました。
3メートル以上はあろうかという天井高、窓は細長で、見ためはスタイリッシュで格好良いのですが、自分でカーテンを開けたりするのには相当な力が要ります(電動ではありません)。
幸い今日も晴れの様子、やや涼しく感じる位の朝の空気が最高です。
窓の下のレストランの部分からは、コーヒーのかすかな匂いや、人の気配が・・・。
僕の宿泊レートは「bed and breakfast」なので、朝食が込みです。
さて、どこで朝食を食べましょう。
部屋に持ってきてもらう?
それとも昨日夜景を見て感激したルーフトップ・テラスに運んでもらう?
テラスには朝の日差しが一杯、温度に比して日差しは朝からもうかなり強烈です。
上の写真は、朝食の後、絨毯屋のお兄さんに連れて行ってもらう予定になっているブルーモスクの昼間の姿。
下は太陽が昇りつつあるアジア側のイスタンブール方向を海峡越しに見たところです。
ここに朝食を運んでもらっても良いけど、やはり標準の朝食場所にしてみようと、レストランに向かいます。
(このホテルにはレストランは1ヶ所、後はそれに付属するようなバーやロビーラウンジがあるだけです)
インドア席とアウトドア席とがありますが、こんな素敵な朝は絶対アウトドアのテラスでしょう(笑)。
朝食はバフェ・スタイル、値段は60TL(3900円位)です。
イスタンブールでもこの前々日行ったスィルケジ地区などでは、安いロカンタ(地元食堂)ならチャイ(紅茶)とエキメッキ(パン)とおかず一品で2.5TLなんてところもありましたから、いかにこの値段がとんでもない値段(笑)かがお分かりになると思います。
もちろん内容はその値段だけのことはあって、使われている材料の質、プレゼンテーション、サービス・スタッフのホスピタリティー、どれをとっても抜かりがありません。

インターナショナルなものに、トルコ風なものも・・・。
野菜の新鮮さと色合いの鮮やかさには驚かされます。
もちろん食べて美味しいです。
オレンジ・ジュースの質も、そのホテルの格や質を見るのにうってつけのものですが、ここには本当に美味しかった・・・僕の好きな繊維を完全に越し取らないタイプのもので、野生のワイルド感に一手間かけた感じがたまりません。
久しぶりに美味しいオレンジ・ジュースを飲みました。
後で運ばれてくるブラウン・トーストも完璧な仕上がりです。
果物は暖かい国のものに比べるとやや味が薄い気もしますが、そんなときにはコムハニーが役に立ちます。

ホテルの蜂蜜というと小瓶入りのハニーを思い浮かべる方が多いと思いますが、高級以上のホテルに良く置いてある、この完熟蜂蜜がびっしり詰まった巣房のままのコムハニー、これと一緒に食べると、結構美味しくなるのです。
周囲にはチュンチュン言いながら飛び回る小鳥達が・・・席を立つときにはウェイターがテーブルの上をちゃんと見ていてくれます。

意図的にパンくずを落としてやると、恐る恐る食べにくる小鳥・・・朝から実に平和な気分になれる朝食でした。
あ、もちろん卵などの温かい料理も頼めますよ。
ただ僕は最近そういうヘビーなものに朝から手が出ないだけです(笑)。

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