ウィークエンド香港 (6) 夜食は「沙田18」で

スポンサーリンク

キャセイパシフィック航空の中でしっかり昼食兼夕食を食べたはずなのに、何かちょっと食べたい気分(笑)。
ここは香港だもの、美味しいものは一杯なはずというスケベ心もあって、とりあえあずリージェンシークラブのチェックインで親切にしてもらった女性に相談です。
ホテルのレストラン内でもやはりお奨めは前回僕が北京ダックを食べたM階にある「沙田18」という中華料理店と・・・。
内線で店は午後10時半まで(ラストオーダーは10時)、麺などの簡単なメニューもあるということを確認、予約を入れてもらいます。

M階はこのレストランの他にバー、更にはビジネスセンター、フィットネス、プールやテニスコートへの入口などもあります。
店内は土曜日の夜とあって広い店内もほぼ満席、すごい繁盛ぶりです。
大体は大人数のジモティー達、バースデイケーキを囲んで記念写真を撮っていたり、やはりここは沙田でもハレの日に来るレストランのようです。
店内は前回詳しく書いたように4つのショーキッチンがあり、それぞれ炒めるところ、焼くところ、蒸すところ、麺を作るところ・・・などに分かれています。
ショーキッチンといえどここは中華料理、火力はすごいので、オープン(素通し)ではなくガラス窓付きです。
この奥の釜では絶え間なく北京ダックが焼かれています。
僕のところから窯はちょうど見えるところだったのでずっと見ていましたが、2台の釜ともフル回転です。
確かに前回食べた時、かなり美味しかったですものね、ここの。
人気あるはずです。
左の方の釜の中にはダックがぶら下がっているのが見えるでしょうか。
ここは蒸したり、麺を作ったりのキッチン。
カウンターの前にスタンバイしている朱塗りのトレイがいかにもハイアットです。
ウェイターたちが香港らしいきびきびさでトレイに料理を乗せて運んだりお茶をついで回ったりする様は、本当に見ていて飽きません。

これがこのレストランの基本セッティング。
お茶は普?茶をもらい、大根の漬物などで料理を待ちます。

まずは香港に来たら頼まずにはいられない(蜜汁)又焼。
北京ダックがあの出来なんですから、焼味(焼き物という意味)も絶対美味しい予感するんです。
一人なのでハーフポーションにしてもらって(ホテルなのでその辺りのオーダーは自由自在です、英語も普通に通じます)。

これは旨い、焼き上がりの色、外のカリッと感、中は柔らかく超ジューシー、味は濃いかと思いきやしょっぱ過ぎず、出される温度まで完璧、これはさすが香港です。
これと白飯で自家製即席又焼飯だって良かったくらいです。
たれは絶対ご飯にかけたかった・・・。
ここまでとは思わなかったので、メインには麺を注文しちゃってました。
河粉と書く幅広麺を沙茶醤(サーチャジャン)で炒めた物をオーダーしたのですが、かなり時間がたってから普通の人とは違う色のジャケットを着た人(マネージャー?)が来て河粉が切れていたと・・・と申し訳なさそうに。
僕は麺なら何でも良かったので、メニューに陳村粉の名前が見えたので、麺を陳村粉に替えて作ってくれない?と提案すると「そうですね、出来ると思います。美味しいと思います」と・・・。
広東料理には米粉、河粉、瀬粉、布拉腸粉、珍珠腸粉・・・お米の加工品は多いです。
で、出てきたのがこれ。
これはハーフと頼むのを忘れたので通常のサイズ、2~3人前。
陳村粉は米粉のクレープ、腸粉と基本同じようなもので超々々幅広麺、それをシェフが河粉に似るように少し細く切ってくれて炒めてくれたようです。
陳村粉はその性状から少しべたつきますが、こういう炒め物はさすが香港ですね。
ホテル・メイドなのでビーフなどの質も良く、半分は美味しく食べられました(後半満腹で断念)。
しかもこの炒め物、勘定書きを見るとディスカウントが入っています。
お詫びの印ということなのでしょうか。
満足の香港第1食目を終えて、午後11時のクローズ時間までリージェンシークラブのPCが2台置いてある別室で翌日の行動をネット・チェック。
風呂にゆっくり入って、明日に備えます。
なにしろ明日の夜(正確には日付の変わった翌々日深夜)にはもう日本に帰るのですから・・・(弾丸です)。

タイトルとURLをコピーしました