僕がコロンボで泊まった「ヒルトン・コロンボ」、その18階にエグゼクティブ・ラウンジがあります。
チェックイン時、朝食はラウンジでも食べられるし、「スパイス」(SPICE)というロビー奥のコーヒーハウスのフル・バフェでもOKと言われます。
まずはラウンジがどんなところか見たかったので、僕のコロンボ初日の朝はラウンジに行ってみました。
景色は僕の部屋からと同じ、インド洋を望むもの。
海岸線の目抜き道路「ゴール・ロード」沿いに広がる「ゴール・フェイス・グリーン」が一望出来、すぐ下には旧国会議事堂のレトロなコロニアル建築が見えています。
「ゴール・フェイス・グリーン」はイギリス統治下の1859年に作られた、広大な木陰などの全くない広い緑地。
午後も遅くなってくるとここを散歩する人が多くなり、インド洋からの風に吹かれながら夕暮鑑賞は最高だそうです(伝聞、今回は僕は体験出来なかったのです、泣)。
「ヒルトン・コロンボ」はコロンボの交通の玄関「フォート駅」のある「フォート」地区にあり、ここはまた行政の中心地であります。
高層ビルもこの地区は多く、とても目立つツイン・ビルの「ワールドトレードセンター」とヒルトンは繋がっていたりもします。
で、エグゼクティブ・ラウンジですが、実はこれがかなりこじんまりしていて、はっきり言って廊下の一部を転用した程度のもの。
デスクにもこの時間誰もいなかったり・・・です。
この方向からはコロンボ湾(と一部「ベイラ湖」)のまた別のビューが楽しめますが、「ゴール・フェイス・グリーン」の見える方が僕らにはベターでしょう。
ラウンジのスタッフはウェイターとカウンターの中のコックだけ、席数が少なくくつろぐゲストの数も多くないので、ウェイターはかなり丁寧、親切な応対ぶりです。
置かれているフード類もなかなかの種類で、全くスリランカっぽくありませんが、ヒルトンのラウンジ朝食としては標準をクリアしているでしょう。
フルーツ類はスリランカ、どこで食べても甘く本当に美味しいものが多かったですが、ここでも例外ではありません。
ただスリランカだからと飲み物にはコーヒーでなくてミルクティーを頼んだのですが、これはかなり普通の紅茶。
薫り高いセイロン・ティーを期待していた僕にはちょっとショック。
普通に飲む紅茶は、もうスリランカでもティーバッグ系の簡便なものになってしまって、そう特別な味ということはありませんでした。
あぁ、それにしても食欲がない。
取りあえずフルーツとパンと紅茶のコロンボ1食めでした。
さ、でもこれからコロンボの観光、頑張って出かけましょう。