コロンボ&香港 (13) ピンナワラ象の孤児院

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さぁ、やっとのことで僕のコロンボでの観光の話に・・・。
長く引っ張ってしまって、スリランカでのレポートをご期待の方、お待たせいたしました。
僕の今回の旅行は例によって個人旅行、パッケージ・ツアーによるものではありません。
しかしスリランカでは、あらかじめ組まれたスケジュールに乗り合わせる、いわゆる観光バス的な観光というのがあまりなく、比較的物価が安いせいか、個別に車とガイドを手配するオーダーメイド型の観光ツアーが一般的。
ネット上には日本語ガイドが付くツアーなど日本人の扱いに慣れている旅行会社がかなりな数出ていて、正直どの会社が良いのかなかなか分かりづらかったのですが、大きそうな会社(大きそうに見える?)で自分の行きたいところをカバーしているところから、僕は今回その観光に使ってみました。
ガイドとの待ち合わせは、まだ昨日のパーティ・デコレーションが残る「ヒルトン・コロンボ」のロビー。
朝の7時。
昨夜は夜遅くまというより、朝方近くまで、かなりな音量が館内に溢れ、窓から見えるプールなどホテル周囲もかなり強いライトアップが・・・。
そのせいでやや眠りが浅かった、短かったというのも、この日食欲不振などの僕の体調不良の一つだったかもしれません。
で、僕のコロンボ初日の観光はまずは世界遺産であるキャンディという古都を訪ねよう、ピンナワラにある象の孤児院やペーラーデニヤ植物園などにも行ってみようという計画。
会社は「セイロン・サニー・ホリデイズ」というところにお願いしました。
僕一人に、日本語がペラペラのまだ若そうな男性ガイド、それに運転手が付くプレイべート・ツアーで総額US$259。
所要時間は約半日(12時間半)ということでした。
ガイドの日本語は本当に上手でほぼネイティブ・クラス、日本にも数年いたことがある人だそうです。
運転手は簡単な英語がOK、ともにとてもフレンドリーで、丁寧・親切な人たちでした。
車は混雑したコロンボの町を抜け、東へ東へ・・・。
スリランカという島の中に中に入っていくようにうねうねした道を進みます。
風景は町から田舎に変わり、緑がどんどん増えていきますが、道沿いには思いのほかどこにも民家が並んでいます。
途中で見かけたパイナップル屋。
車で通る客相手だからでしょうか、一つ100ルピーもするそうです。
1ルピーが大体0.65円ですから、スリランカの一般的な物価にしては、高いものです。
たくさんあるパイナップルからどれを選ぶかはこちらの眼次第、熟れているのもあれば若いのも・・・。
いずれにしてもここのパイナップルは本当に甘く、極端なことを言えば芯まで甘かったですよ。
あとスリランカで美味しかったもの、それはカシューナッツ。
写真には撮りませんでしたが、カシューナッツの道端の店もたくさん出ていました。
空港などにも専門店がありますが、値段は道端の倍以上はします。
粒が本当に大きく、美味しいカシューナッツでした。
この日のスケジュールは
     07:00 コロンボ市内発(ご宿泊ホテルまたは指定の場所 )
     09:15 ピンナワラの象の孤児院で象のミルク飲みや水浴びを見学
     10:15 世界遺産・キャンディへ向かう
     11:20 ペーラーデニヤ植物園を見学
     13:00 レストランでブッフェランチ
     14:15 仏歯寺参拝・散策(キャンディマーケット)
     16:00 コロンボへ向かう
     19:30 コロンボ市内着(ご宿泊ホテルまたは指定の場所 )
というもの。
コロンボを出て約2時間でまず最初のピンナワラというところにある「象の孤児院」に到着です。
ここは1975年にスリランカ政府の野生生物保護局により創立された施設で、ジャングルで迷子になったり、密猟によって親を亡くした子象などを中心に保護、ここで育った象たちは、寺院や象使いのもとに引き取られていくんだそうです。
50頭以上もの象が一度に見学出来るため、人気の観光スポットに・・・。

入場料は多分2000ルピー、ガイドがすべてチケットを買ってくれるシステム(チケット代込み)だったため正確には分りませんが、スリランカ人ならもっと安いはずです。
まだまだこの国、かつてのタイのように、自国民用と外国人用値段の2本立ての値段の施設が多いです。
表記はシンハラ語、タミール語、英語の併記。
でも、ここで行われるアクティビティ一覧は英語がメイン。
そのくらいここには西洋系の顔をした客が、そのほとんどです。
ボトル・フィーディング?
それはどうやら象にミルクを与えるというものらしく、それが体験出来ると、わぁ、やってみたい!
早速園内に入ります。
あ、独特の匂い。
いた、いました。

一匹じゃない、象がたくさん。
でかい、でもかわいい・・・。

双子?
とても仲が良く、愛らしい動作で、僕らを釘付けにします。

今度は象が放たれている草地に・・・。

象たちは一匹で、一日に何十キロという草を食べます。
この後、象たちは川に向かって行進、水浴びをするというのです。
これはもう眼の見えなくなった老象。
素晴らしい牙の持ち主です。

さ、像の行進が始まりそうです。
急いで行進の良く見える場所に移動しましょう。

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