マイ・ファースト・スペイン (53) 「カサ・アウレリオ」でランチ

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トレドの町を数時間に渡って歩き続けたので、足を少し休めたかった・・・。
お腹も相当減ったので、午後の部の前にランチを取ることにします。
この日はちょうど月曜日、バルセロナと同じで高級レストランは月曜日も休みなのです。
トレド一の名店「アドルフォ」(ADOLFO)も開いてない、なのでその次のラインの店でこの日開いている店をチェック。
そこで浮かんできたのがこの「カサ・アウレリオ」(CASA AURELIO)というレストランです。
もちろんここも1920年創業という歴史ある店、「アドルフォ」より伝統的な料理を出す店だそうです。

中はスペイン情緒というか、トレド情緒たっぷり。
来ている客は観光客というより地元のお金持ち風な人たち・・・これはGOOD CHOICEかもしれません。
サービスは年配ウェイターたちの礼儀正しい古典的なもの。
まず僕の前菜は、これも本場スペインで食べたかった「ソパ・デ・アホ」(SOPA DE AJO)。
大蒜のスープ・・・スペイン語で大蒜は「アホ」というのです。
パプリカの風味も良く利いて、いや~~これは本当に温まる冬のスペインには欠かせないスープですね。
中に落とされた卵も最高。
ただここはスペイン、一皿の量が相当あります。
メインはこの店のスペシャリティという「鶉(ウズラ)の赤ワイン煮」。
これもまた名品。
古典的な手法で煮込まれた鶉はほろほろと美味しく、ソースはもう絶品。
ただちょっと味がくっきりし過ぎかな、一振り塩が振り過ぎな感じですが、逆にこれがスペインの味なのかもしれません。
ポテトも2つ付いているし、本当に量は多いです。
デザートは残念ながら、平均以下。
トレドらしくマザパンも使っていて、生クリームも悪くないのですが、どこか泥臭いケーキです。
これで32ユーロに8%のサービス料が付いて、総額34.56ユーロ。
美味しい店でしたが、もう少しお値段がリーズナブルなら・・・です(笑)。
さ、お腹は一杯。
午後の部に突撃としましょう。

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