僕の乗るキャセイパシフィック航空CX549便は定刻よりやや遅れて、香港時間の(日本と時差1時間)午後8時50分到着。
香港はe道通過なので、イミグレの所要時間は15秒ほど。
僕もこれに慣れてきて、パスポートの差し込み方とか、指紋の取り方も一発でOKとなります。
この簡便さは本当に嬉しい・・・。
僕の今日のホテルはここではもうおお馴染みの「ハイアット リージェンシー香港・尖沙咀」です。
なのでエアポートエクスプレスで「九龍」駅まで(片道だとHK$90)出て、そこから無料シャトルバス(K3)でホテルまで移動。
(「九龍」駅はシャトルバスがホームと同じ階ではなくて、エレベーターでG階まで移動しないとなのは注意です)
そうそう、エアポートエクスプレスでの出来事。
僕はいつも「静音區」と書いてあるクワイエットゾーンに乗るのですが、たまたまそこに乗り込んできたメインランドから来たと思しき男女グループ、例によって大声で賑やかに談笑。
それを冷ややかに見つめる香港人らしい男性2人組、隣の西洋系の女性も露骨に嫌な顔。
目が合ったのか、彼女、「静音區」と書いた方を指さして、ゼスチャーで「シー」っと・・・。
今度はそれに反発するかのようにまだまだ大声で続く会話、見かねた香港人男性が一言ぴしゃり、「静かにしろ」とでも言ったんでしょう。
それ以降は静かになりましたが、これ以外にもメインランドの人たち、香港人には嫌われているというか差別されてる感じは結構ありましたね。
日本より結構露骨。
これじゃぁ、皆さん、日本に観光に来るはずです。
日本ならそうそうは嫌な思いはしないでしょうものね。
午後9時50分、「ハイアット リージェンシー香港・尖沙咀」到着です。
僕のここの予約はハイアットのウェブからで、でも直前に近い予約だったので通常料金しか残っておらずHK1850+というもの。
香港は10%の+ですから総額でHK$2035、日本円にすると大体32000円弱となります。
香港$にも円は弱く、いくらフライトを特典で無料で取っても、ホテルを含めてその他には結構お金がかさみそうです。
それでも高層階、ハーバービューの部屋にアサインされ、リージェンシークラブのアクセスも付きますから、宿泊料金の高い香港ではこの値段は仕方ないかもしれません。
23階のリージェンシークラブは朝の6時半から夜の11時半までのオープン。
僕のチェックインした時間はラウンジにゲストはほとんどおらず、テーブルの上にも食事系はクッキー以外何も出ていませんでした。
ここでの朝食は朝の6時半から10時(週末は11時)まで、イブニング・ドリンクは午後5時半から7時半まで。
でもカナッペやスイーツなど軽食の方は午後5時頃から用意されていた記憶です。
リージェンシークラブの特典としてはこの他にDVD/VCDの無料レンタルも・・・。
僕のアサインされた部屋はカテゴリー的にいうとクラブハーバービューキング、なので元々の予約よりはHK$1000分くらいはアップグレードされています。
部屋は広くなく約31㎡、でも質感は高めに作られていてメンテナンスもまずまずのよう、快適に泊まれそうです。
この日は夜景もまずまずでした。
意外に香港は晴れている日が少なく、ガスってたりも多いので、これくらいくっきり対岸まで見えれば御の字です。
ネオンによる海峡のきらめきもちょっと見えたりします。
このホテルでもこういう部屋の数は少なめなので、これは嬉しかったです。
ベッドはハイアット標準、寝やすかったですよ。
ベッドサイドなどにミネラルウォーターが2本。
印象的な紅のベルベットの椅子とオットマン。
窓際は座って外が見られるような作りに・・・。
鏡を多めに使って部屋を広く見せています。
デスク周りも使いやすいです。
テレビはPHILLIPS製、NHKも映ります。
テレビ下のアーモアは良く考えられた、というか詰め込み系。
ぎっしり物が詰まっています。
クローゼットにはバスローブ。
ここは洗面所側からも開きます。
ウェット・エリアはこんな具合、ここもレイアウト的に良く考えられた作りになっています。
シャワーは3本、頭上シャワー+ハンドシャワー、そしてバスタブ用のハンドシャワー。
アメニティーはPORTICOです。
あ、また、僕が少し写ってる(笑)。
ベイシンの前のガラス戸は開けられて、歯磨きしながら外の景色を見ることも出来ます。
31㎡と狭いですが、よく考えて作ってある客室でした。