サクッと香港 (9) 太子~深水?~石硤尾を歩く

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「ハイアット リージェンシー香港・尖沙咀」の「リージェンシークラブラウンジ」で朝食を済ませ、いよいよ一日の始まり。

ホテルの入っている「K-11」の上の方は、雲の中に入っちゃいそうです。
起きた時より天気は悪化傾向、雨が降ってきそうな気配です。
「K-11」は高さ261m、地下4階地上64階建ての尖沙咀一超高層建築、ホテルより上の高層部分は「ザ・マスターピース」という高級コンドミニアムになっています。。
さて、僕がこの日行ってみたかったのは「香港らしさのまだ残っている場所」。
尖沙咀の近くで探すと、太子~深水?~石硤尾辺りがそういうエリアのよう。
何の計画もなし、何の前準備もなし、ただだらだらと街歩きの開始です。
僕、本当にそういうのが好きなんですよ。
まずは尖沙咀から4駅目の「太子」(英語名は「プリンスエドワード」)で地下鉄(MTR)を下ります。
駅前こそ多少は賑やかですが、少し歩くと横道はもうこんな風に・・・。

しめしめ良い感じだ(笑)、僕はこういう風景を期待してたんですよ。
汝州街、基隆街等をぶらぶらし、ごちゃごちゃある小さな店を冷やかし、今度は太い茘枝角道に出ます。
すると、おっ、あれは何だ?

素晴らしく美しい建物、しかも歴史ありそうな・・・。
見ると「雷生春」という名前があるようです。

うわぁ、これはレトロ香港ですねぇ。
雨もぽつぽつ降ってきているので、この屋根の下でタブレットを操作、ここについて調べてみます。
ところが何も出てこない、日本のサイトにも香港のサイトに・・・。
そうすると助けてくれる人がいるもんですね。
僕が道に迷ってるのかと思ったらしいスーツ姿の男性がとてもきれいな英語で声をかけてくれます。
僕が「この建物に興味があるんですが、調べても何も出てなくて・・・」というと、彼は「何~~んだ」という表情で、早口に「ここは築100年はたっていないけど、古い有名な建物。いまはキリスト教系の大学が持っていて、中国医学の研究に使ってるんだ」(もしかしたら僕の聞き取り間違いもあるかも)と。
なるほど・・・。
有難うございました、あの時声をかけてくれた男性。

今度は茘枝角道を深水?(シャムスイポ)の方に向かって歩きます。
雨は降ったり止んだり、傘を慌てて買う程でもありません。
それに香港の人は、あまり傘をさしません。
店の前は屋根のあることも多いです。
下町中の下町、深水?に近づくにつれて店の数と活気がどんどんすごいことになって行きます。
ドリアンにタイ産の龍眼(ロンガン)。

でも果物の隣に肉とは!

街頭の点心売り、結構売れていました。
ここまでくればいよいよ深水?の本丸が近いはず。
北河街、桂林街辺りで、深水?の地下鉄駅の方に曲がります。
するともうそこは庶民の町丸出しの、僕の好きな光景が・・・。
軒を連ねる店、店、店。
その店に負けず劣らす行き交う人の数。
すごい活気をびんびん感じます。
お総菜屋に焼味の店。

横道にも、香港らしい中層のアパートの前にびっしりと、この辺りは衣料品の屋台が・・・。
あ、ここにもドリアン、香港では人気なのかな。
値段は128~138/?とあります。
?は1人前という意味でしょうから、ドリアン1個の値段なんでしょう、日本円だと2000円以上になりますから、ドリアンは香港でも高価な果物ということに・・・。
ここは中華菓子屋。

もう本当にありとあらゆる店が軒を連ねています。
買う客の数もすごい・・・。
僕はこういうところ見て歩くの、最高に好きですね。
ほとんど買いはしませんが。
まだまだ歩きますよ~。

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