ジェットスター・ジャパン

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一部の新聞には事前にすっぱ抜かれていましたが、僕の夏休み旅行中にLCC「ジェットスター・ジャパン株式会社」(以下、ジェットスター・ジャパン)設立の発表という航空業界の大ニュースがありました。
8月16日発表のJALのプレスリリースによると、JAL、カンタス・グループ、三菱商事株式会社の3社が「ジェットスター・ジャパン株式会社」(以下、ジェットスター・ジャパン)を設立することで合意、日本の国内・国際線市場において低価格運賃の空の旅を提供するというものです。
<新会社の概要>

   商号: ジェットスター・ジャパン株式会社(予定)

   所在地: 未定

   事業内容: 航空輸送事業(国内線・国際線)

   出資比率: カンタスグループ、日本航空、三菱商事、各社1/3ずつ(議決権ベース)

   (無議決権株式を含めて、カンタスグループ 42%、日本航空 42%、三菱商事 16%)

   拠点空港: 未定

   資本金: 当初資本金48億円、運航開始後には増資を含め120億円を予定

   決算期: 6月末

   従業員数: 初年度 150人(数年間で800人に拡大予定)

「ジェットスター・ジャパン」は、2012年中の就航を予定、東京(成田)、大阪(関西)を始め、札幌、福岡、沖縄などへの路線を検討、そして順次アジアの主要都市を中心とした短距離国際線への就航も計画しているそうです。
運行は3機のA320型機(1クラス、180席)で開始、最初の数年間で24機まで増やす予定と・・・。
新会社の総資本額は、運航開始後には120億円となるとのことだそうです。
プレスリリースの中にある「安い運賃を提供するジェットスターは、お客様がより頻繁に飛行機の旅を楽しむ機会や、より多くのお客様が初めて空の旅を楽しむ機会を提供します」というのがこの会社の存在意義を一番分かりやすく表現しているでしょうか。
ま、僕にはLCCは興味の範囲外ですが、JALのこれからの選択としては、これが一番だったかもしれません。
少なくても同じく色目を使われている「エア・ベルリン」辺りと組むよりはベターでしょう。
今回の「ジェットスター・ジャパン」の設立、僕は、JALはこれまでの経緯からしてLCCは無理、運営するノウハウもない、ただ昨今のLCCマーケットの拡大を手をこまねいて見ていて、自分のシェアを食い荒らされるのは嫌、ならばLCCとして成功もしている「カンタス・グループ」に金と名前を貸してお手並みを拝見しようと・・・僕はそう読みました。
俄然日本の空も面白くなってきました。
数年後LCCは日本でどのように受け入れられているでしょう。
僕は羽田離着陸の「スカイマーク・エアラインズ」も侮れないと思うのですが・・・。

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