ラッキーにもアップグレードされたJAL707便、2時間以上も眠れたし実にすっきりした気分でバンコク・スワンナプーム空港に・・・。
沖止めでもないし、比較的イミグレションに近いゲートに降りたったし、更にラッキーだったのが、この時間(現地時間午後10時40分、日本時間午前0時40分)でもかなり混んでいるこの空港、イミグレーションのゲートがこの日はフル・オープンしていて、いつもは大分時間のかかるここが10分くらいで通り抜けられたのです。
預け荷物もないし、多少のタイ・バーツの現金も持っているので両替の必要もないし、空港に置いてあるいくつかの日本語フリーペーパーを取っただけで、すぐにタクシー乗り場に向かいます。
市内へはエアポートレールリンクじゃないの?
いえいえ、あれにはもう乗りました。
パヤタイ駅周辺に行くなら絶対ですが、やはり空港からタクシーで直接のほうが、バンコクのほとんどのエリアでは「正しい」ようです。
ましてもう道路の渋滞の少ない時間ですし・・・。
メータータクシーのカウンター前も、この日はどういうわけか閑散としていて、待ち時間なしです。
(以前良く利用していた出発階からのタクシ-利用ですが、一時取り締まりが強化されてからは、バーツも安くなったし、素直にこのカウンターで乗っています)
僕のホテル「ミレニアム・ヒルトン・バンコク」までは、メーターで250バーツ位。
それに空港使用料(?)の50バーツ、高速料金70バーツ(45バーツ+25バーツの2回)で、何と飛行機の着陸から1時間後の午後11時40分にはホテルのチェックイン・カウンターの前に立つことが出来たのです。
この日はすべてが超スムーズ。
これから全部この調子なら最高なのですが・・・。
ホテルの予約はぎりぎり間に合った前売り料金の4930バーツ++(総計5802バーツ、日本円にして約16000円)。
ヒルトンのウェブで僕の予約を見ると、予約翌日には自動でエグゼクティブにアップグレード表示され、e-standbyで1300バーツ++プラスでスイートの表示も出たので、リクエストをしておきました。
「ミレニアム・ヒルトン・バンコク」のロビーはすっかり夜のモード。
ダイナミックな構成のモダン・アジアン・デザイン、まだまだイケてるホテル・ロビーです。
(特に夜、見ると・・・)
チェックインの女性はにっこり
「ご希望のスイートのご用意が出来ています」
と。
深夜到着の短い滞在なので、部屋などどうでも良いといえばそれはそうなのですが、1300バーツ++プラスでスイート、つまり総額7332バーツ、日本円にして20500円でスイート・ルームに泊まれちゃうというオファーには抗えません(笑)。
部屋へのアテンドはなく、自分で17階に・・・。
(最初は26階のスイートをアサインされたのですが、部屋番号末尾が2だったので、1の方に変更してもらったので、やや下のほうの階になりました)
この「King Executive Plus Suite」は、ここでもう何回も取り上げています。
だから紹介は最小限にしましょう。
ご覧のように巨大ともいえる半円形の窓が特徴のこのスイート、末尾1番はチャオプラヤ川の上流方向、2番の部屋からは下流方向が見えます。
僕は右からペニンシュラ、タクシン橋、シャングリラ、ステートタワー、オリエンタルと川沿いのモニュメントがすべて見える1番の部屋の方が好きです。
特にベッドルームからの景色は額縁に入った一枚の絵のように素晴らしいものです。
このホテルはエグゼクティブ以上のバスタブはジャクージ機能付きです。
エスプレッソ・マシーンもあります。
夕暮の景色が当然のことながらベストですが、カメラを通さないで自分の目で見る限りは、この深夜の景色も相当なものです。
昼間ならある、ロビーでのお絞りやドリンクを渡されながらのパーソナル・チェックイン、エグゼクティブ・ラウンジでのリラックス、ウェルカム・フルーツ・・・この辺は深夜だからでしょうか、僕の希望で部屋の予定を変えてもらったからでしょうか、すべて無し。
でもこの後どうするかで頭が一杯で、あまり気にはなりませんでした。
盛り場(古い表現?笑)まで出る?
それとも寝ちゃう?
後で思い出したこと。
僕がチェックインしたのとほぼ同時に、某アジア系エアライン・クルー御一行様もチェックイン。
その中に数人の日本人クルーもいたのですが、彼女たちの傍若無人ともいえる大声での日本語の会話には驚愕。
話している内容は下品だし、ここはバンコク、周りのクルーあるいはロビ
ーにいる人は日本語は分からないだろうと気を許していたのでしょう・・・あれは聞きたくなかった。
FAの本音&本性?
でも、なかなかなホテルにステイするものですね。
そこへ行くと最近のJALクルーは・・・です。
そういえば先日「ヒルトン東京」でシンガポール航空クルーに出くわしました。
ロビーの一角がサロンケバヤ、サロンケバヤ、サロンケバヤ・・・でした。