前回書いたように、「グランドハイアットクアラルンプール」はラッキーにもスイートへの無償アップグレード。
しかも部屋の用意にもう少し時間がかかるからと、ラウンジで待っててくださいではなく、どこのレストランでどんなものでも良いのでランチでも食べながら待っててくださいと・・・。
う、嬉し過ぎです。
で、僕がランチ先に選んだのはマレーシア料理の「JPテリーズ」(JP TERES) というL階にあるレストラン。
面白いことに、スポーツバーとしても機能している店のようです。
店はカジュアルな雰囲気の中、さすがにハイアット、インテリアはマレーシアの伝統的なモチーフのモダンな解釈を入れなから、アーバンにまとめています。
大きく広がるオープン・キッチン。
見られることを意識してきれいに整えられたキッチン内は、匂いもこもらないように、換気も相当しっかりしていそうです。
マレーシア料理といっても、キッチンには中華系、インド系のディスプレイもあり、スイーツなどもいろいろ揃っています。
キッチン前にインドア席、その他アウトドアにも広いテラス席があります。
このガラス窓&ドアの向こうがテラス席。
もう少し暑くなければ、あるいはディナーなら、このアウトドア席でも〇でしょう。
メニューには僕でも知っているポピュラーなマレーシア料理だけではなく、メニュー名からは想像の付かないようなもの、僕にはタイ系、中華系あるいはインド系と思われる料理など、ジャンル別に色々並んでいます。
僕の座った度際の席からは、コックが調理しているのがよく見えます。
これはここのシグネチャー・ドリンクのようでアイス・ライチー・ティーというもの。
ライチーもごろごろ入っていて、これは旨いです。
これはこの後出てくる料理も美味しいかも、そんな予感がしてきます。
まずはドライ・ワンタン・ミー。
ミーとは麺のこと。
やや細めの玉子麺に濃いめの醤油系特製だれがかかり(スープは無し、だからドライ)、これまた甘めの濃い味付けの又焼と青梗菜がたっぷり。
ワンタンはスープの中に入って別皿で・・・。
味が濃いことを除けば、これは日本人でもたいていの人が気に入るであろう一皿でした。
ワンタン・ミーとはいうものの、又焼の旨さを味わうべきチャーシュー・ミー(?)の様な麺。
これだけでも十分な量ですが、何を食べても良いと言われている僕はスケベ心を起こして(笑)、もう一品注文しちゃいました。
ムルギ・ティッカ・マサラとガーリック・ナン。
鶏肉をタンドールで焼いたチキンティッカを、トマトとクリームをベースとしたカレーソースで煮込んだもの、ま、要はチキンカレーですね。
イギリスで僕はこの料理を食べたことがありますが、ここのはその倍は美味しかった・・・。
かなりスパイスも効いていて、汗も吹き出しますが、何とも心地良い刺激。
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チキンも言うことなしでした、美味しかったぁ。
満腹なのに、止められません。
デザートにはアイス・カチャン。
これはよく見るアイス・カチャンとは違っていましたが、下のかき氷は、味付けされた氷からそのまま削ったきめ細かく柔らかに折り重なった絹のような氷で、最近のトレンドをしっかり抑えたものでした。
もうお腹ははちきれそう・・・。
ただということで好きなだけ食べてしまいましたが、これ、一体トータルでおいくらしたんでしょう。
もちろんホテルの請求書には1リンギットも上がっていませんでしたから、それは不明です。
でもホテルのレストランですからね、相当な値段したんでしょう。
ご馳走様でした<グランドハイアット・クアラルンプール様。
デザートの前くらいに、「グランドクラブ」のマネージャーが「お部屋の用意が出来ております、いつでもどうぞ」とキーを持ってきてくれています。
さぁ、それじゃ、行きますか。
どんな部屋なんだろう、ワクワクです。