ホテルランキング@「週刊ダイアモンド」

スポンサーリンク

夏休み旅行で買ってきたチョコレートを食べながら・・・。
今回はチョコレートの宝庫ブリュッセルにも行ったので、有名ショコラティエのチョコレートはあらかた買ってきたのですが、その中で一番僕が気に入ったブランドがこの「メリー」というところ。

     http://www.marychoc.com/

このショコラティエは1919年の創業以来、「お客様に最高の手作りチョコレートのみをお届けする」という信念のもと、今もなお全てが手作り、100%天然素材を使用するというこだわりを貫いているそうなんです。
1942年に王室御用達店と認定。
ベルギー王室御用達としては最も古いショコラティエで、初代マスター・ショコラティエのマリー・ドリュック夫人のレシピを今に受け継いでいるそう・・・。
「ピエールマルコリーニ」などのように世界中に店がある訳ではなく、ブリュッセルに来ないと買えない(ネットは除く)チョコレートなので貴重です。
もちろん日本にある「メリーチョコレート」とは無関係で、日本で販売される場合は「マダム・ドリュック」(Madame Delluc)という名前になるとのことです。
コクがあるのにくどくない、日本人にはピッタリのチョコレート。
リラックスしたい時に2粒か3粒、癒されますよ。
で、それを食べながら読んでいるのは「週刊ダイアモンド」の今週号(8月25日号)、特集が「日本のもう一度泊まりたいベストホテル」という号。

ランキング中心のいわゆるホテル本の作りですが、そこはこの週刊誌の性格上、ファンドによる最近のホテル売買取引の分析などいかにもの記事の後に、「顧客満足度ランキングベスト100」というアンケート調査結果が出てきます。
それによるとベスト3は何と、横浜ロイヤルパークホテル、横浜グランドインターコンチネンタルホテル、そして大阪のリーガロイヤルホテルなんだそう・・・。
はぁ?って感じでしょう(苦笑)。
第10位に「品川プリンスホテル」、「パークハイアット東京」は第40位、「ザ・リッツカールトン東京」は第67位と・・・。
まぁ、世の中にはいろいろなランキングがあって良いとは思いますが、どういう集団にどういう集計方法を取ったんだと突っ込みたくなるほど、僕の漠然と思っているランキングとはかけ離れた結果のオンパレードです。
いや、かけ離れ過ぎています。
「品川プリンス」が日本のホテルの第10位?
もう冗談はよし子さん(死語?)って感じ。
コストパフォーマンスというより安さに重き置き過ぎでしょう、これ。
第81位の「ザ・ペニンシュラ東京」や第91位の「マンダリンオリエンタル東京」のGMが見たら絶句もののランキングですよ。
ま、これで「格付け」するために調査された結果じゃないわけですけれど、「ランキング」としてこれを素直に信じて泊まってみて「あれっ」と思う人は多いんじゃないでしょうかね。
とにかくこういうランキングは学術的に統計学を踏まえたものではないことがほとんどなので、それぞれのランキングの「くせ」を知って見ないと、とてもミスリードされる可能性の高いものと言えると思います。
たださすがに「週刊ダイアモンド」、都内の主要ホテルのRevPAR値を載せているのは立派です。
これこそ一番端的に客室営業収益が見られるますし、この数字のランキングこそ実は僕の頭の中のホテル・ランキングとほぼ一致している感じなのです。
(RevPAR=客室総売り上げ÷販売可能客室数=平均客室単価×客室稼働率)
これで見ると東京のトップ3は「ザ・リッツカールトン東京」、「グランドハイアット東京」、「マンダリンオリエンタル東京」。
「シャングリラ・ホテル東京」と「ザ・ペニンシュラ東京」、「パークハイアット東京」が僅差でそれに続いています。
これならここにいらっしゃる方も納得でしょう。
今後のホテル・オープン情報ではマッカーサー道路のところの「アンダーズ」、旧富士銀行跡地の「アマン・リゾーツ」、旧赤坂プリンス跡地にはもしかするとマリオットが入るかも・・・などの噂話が、ホテル・ファンには面白いところでしょうか。
ま、普通のホテル・ファンには必要のない雑誌ですが、僕のような人間には電車の中の時間つぶし、テレビを見ながらのながら読み程度には良いかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました