僕の乗ったツアーバスは、ジョホールバルをぐるぐる回り、ランチの場所に到着。
「ジョホールバール観光ツアーとマレー料理」というツアータイトル通り、ランチは「マレー料理」という触れ込みです。
マレー料理ってどんなものなんでしょう。
着いたのは「NEW YORK HOTEL」という町の中心部にあるホテル、そこの「PALM GARDEN CAFE」というレストランでのバフェのようです。
席数は100以上はあるでしょうか、バフェ・テーブルも何か所かあります。
焼き物(サテ)などコックが火を使って最終仕上げをしてくれるところもあるし、オーダーに沿ってその場で作ってくれる麺のコーナーなどもあります。
僕が思うマレー料理、それはインドネシア料理、特にスマトラの伝統的な料理をベースに、地理的に中国、インド、タイなどの料理の入り混じった料理という認識です。
味付けはルンパで、イカン・バカール、ナシ・レマッ、サユール・ロデーなんて料理を思い起こしますが、ここに並んでいるのはそうしたマレー料理というよりは、マレーシアで良く食べられている料理って感じの、僕らにも比較的馴染みのあるものが主でした。
(観光客も来るホテルだからでしょうか、でもここは地元密着系のホテルのようにも感じましたが・・・)
チキンのカレーなど適度にスパイシーで僕らにも美味しく食べられるものもあったし、かなり脂っぽいものや、やや味付けが・・・なものも。
メインの一つにはチキン・ライスもあって、チキンはマレーシアらしく蒸し鶏とロースト・チキンと両方がトレイに・・・。
セルフで盛り付けます。
これがまずまずの味で、悪くなかったですよ。
このバフェの値段は後でホテルのHPをチェックしてみると何とたったの26リンギット、日本円で650円くらいです。
マレーシアの物価水準が良く分かりますね。
ついでにこのホテルの一泊の料金を見てみると200リンギットくらい、つまり約5000円。
ところが写真に少し写っているガイドお勧めというパイナップルのジュース(ここはビールなどアルコールは出ません)は7シンガポール・ドルで、ガイドが現金で徴収です。
7シンガポール・ドルということは約440円、マレーシア・リンギットに直すと18リンギットくらいになります。
このバフェ料金が一人26リンギット(団体なのでもっと安いかもしれない)ですからこのドリンク代は一体・・・(苦笑)。
ま、こういうところがツアーの負の部分ですかね。
パイナップルそのものはもちろん濃くて普通に美味しかったですけれど。
デザートも多種あり、これは揚げたバナナ。
真ん中の団子は確かオンデオンデというはず。
シンガポールのホーカーズで何回か食べたことがあります。
もち米の粉とパンダン・リーフのエッセンスから作られていて、パーム・シュガーとおろしたココナッツがまぶしてあります。
結論的にここの料理、マレー料理というほどのローカリティはありませんが、ツアーに付いているレストランとしては最低限を十分クリアしていると思いました。