マイ・ファースト・スペイン (22) 「グエル公園」の続き

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「グエル公園」見学の続きです。
僕らはツアー・バスの駐車場の方から入ったので、この階段を見るのは後のほうになりましたが、通常は門から入るとこの階段が最初に眼に入ります。
本当にすごい人出。
とても人影の写らない写真は撮れそうにありません。
前にも書いたこの「グリムの童話」スタイルの(ガウディによると「ヘンデルとグレーテル」に出てくるお菓子の家のイメージということらしいです)家は、門の両側を飾るもの。
こちらはショップのあるほうの「管理小屋」。
そしてこちらが「守衛小屋」。
どうして下まで撮らないのか?
それは建物の下の部分は人が一杯写りこみ過ぎちゃうからです。
さ、階段を上がって昨日レポートしたギリシャ風多柱造りのホールの上に位置する中央広場に出てみましょうか。
おっと、これは・・・バルセロナの市街がかなり良く見える設計・・・そしてこれがあの有名なガウディの波型のベンチだぁ!

110メートルにも及ぶ座り心地や色彩も充分考慮したというガウディとジュジョール作の破砕タイルを使ったベンチ。

確かにこれは1900年代初頭では理解できないデザインだったでしょうね。

うねうねのタイル貼りベンチの下に、先ほどの守衛小屋や管理小屋が見え、その向こうにはバルセロナの市街が広がっています。

何という色彩感覚!

守衛小屋と棕櫚の葉を模した鉄製の扉が見えています。
こちらの方が門の両脇の2つの小屋が良く分かるでしょうか?
ガウディのコンセプトもですが、破砕タイルを使った建築家ジュジョールの名前も忘れられないですね。

同じような写真ですが、この波形とタイル使い、開放的な広場、市街地が一望の下に見える眺望・・・いくら見ても見飽きません。


緑の中に高架橋や実際に建てられた数少ない分譲住宅が見えています。
自由行動時間は10分くらい・・・でもこのガウディの既成の概念をぶち壊した独自の感性による建築群、それなりにとくと見届けた「気」にはなりました。

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