マイ・ファースト・スペイン (8) 初ガウディ@夜のランブラス通り

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タブラオ「コルドベス」のショーが終わったのは、スペインの日付も大晦日に変わった午前1時前。
この時間でも夜の遅いスペインのこと、バルセロナ一の繁華街である「ランブラス通り」界隈はまだまだ眠りにはつきません。
バル(酒場)やセルベセリア(ビアホール兼喫茶店?)ではかなり多くの人が談笑中です。
レストランの方は遅い店でもそろそろテラスのテーブルをしまい始めるかなって時間でしょうか。
雨は降ったり小降りになったりです。
去年のフランス旅行の時に重宝した防水のフード付きハーフコートが今回も大いに役立ちました。
こちらの人は日本人に比べて本当に傘を差しませんから・・・。
ランブラス通りの人ごみをひとしきり味わった後、「コルドベス」の向かい位に位置する「レイアール広場」に向かいます。

19世紀半ばに修道院を改造して作られたこの広場、何が有名って、それはこの「ガウディの街灯」でしょう。
(日曜昼間のアンティーク・マーケットも人気だそうですが・・・)
バルセロナ市からガウディに委託された唯一の作品だそうで、先端の飾りとガス灯の笠にはガウディが好んで使ったというカブトのデザインが見て取れます。
下がアーチになった建物に四方を囲まれた中央には噴水が・・・きっと昼間も居心地の良い広場なのでしょう。

僕の次の目的は広場の一角にある「ジャンボリー」。
早い時間はジャズクラブ、ここでの録音された往年のライブ・アルバムも何枚かあります。
でもこの時間はクラブ(今風の「クラブ」、語尾が上がる方です)となります。
2フロアに分かれた店内はもう熱気むんむん、超満員です。
でもバルセロナだからどうということもなく(笑)・・・ちょっとダサい箱(失礼!)、ま、ディスコって言葉の方がぴったりかもしれません。
イギリスのDJ YODAが来ているはずなのに・・・僕の時は別のDJでした。
隣にあるフラメンコを見せる「ロス・タラントス」とは同じ系列の店のようです。
30分ほどで喧騒を離れホテルへ・・・この時の帰りに前述のパキスタン人運転手に「ぼられた」ました。
ランブラス通りまで行きは10ユーロしなかったのに、帰りは23ユーロ・・・どう考えてもおかしかったですが、メーターがそう示しているし、バルセロナについて数時間目なので支払ってしまいました。
ホテルのエントランスにはドアマンとか誰もいなかったし・・・。
夜9時半にプラット空港について、ホテルのチェックイン、ホテル内探索、フラメンコ見学、ランブラス通りの散策、クラブで一踊り・・・ま、よく頑張りました。

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