「マリーナ・ベイ・サンズ」の屋上プールからの景色を堪能、今度はこのホテルそのものの夜景を見たくなり、建物の外に出てみることにしました。
ホテル・ロビーは夜のモード、相変わらずたくさんの人が歩いています。
本当に活気があります。
「マリ-ナ・ベイ・サンズ」はホテルの他に、カジノ、エクスポ&コンヴェンション・センター、シアター、ショッピング・アーケード・・・と、とにかく本当に広くて、最初のうちは一体どんな構造になっているのか、どことどこが繋がっているのか、地図をもらっても分からないほどです。
ショップの多い部分はご覧のような構造、一番下の階が一部に水路のある「カナル・レヴェル」(CANAL LEVEL)、その一つ上が地下1階の扱いで「ギャレリア・レヴェル」(GALLERIA LEVEL)と呼ばれています。
「ライオン・キング」が上演されているシアターはこの地下1階にあります。
(今ならホテル宿泊者は「ライオン・キング」がプリントされたキーを見せると、30シンガポール・ドル引きです)
ブランド・ショップはこれでもかと言うほどたくさんあり、夜遅くまで店を開いています。
もう一つ上の階が「ベイ・レヴェル」(BAY LEVEL)、ここで外と通じでいます。
日本でいう1階です。
出てみると、この景色。
シンガポールは本当にどこも景観造りが上手ですね。
冷房の効いた館内から出てくると、湿気を帯びた南国の夜風が体にまとわりついて、ちょうど良い感じです。
水辺に作られた遊歩道まで出てみると、わっ、これは凄い!
僕の部屋から見下ろしていた景色がちょうど目の高さに広がります。
かなり暗い遊歩道には所々に恋愛モード真っ最中のカップルが・・・(笑)。
そんなカップルの邪魔にならないように、僕は遊歩道をぐるっとまわり「ヘリックス橋」(THE HELIX BRIDGE)までやってきます。
これは去年の4月に開通したばかりの歩行者専用道路で、渦巻きの中にいるようなユニークなデザインで有名な、世界初のらせん橋です。
(ライトアップされた大観覧車の「シンガポールフライヤー」にもご注目)
振り返るとホテルの全景が・・・。
橋には所々に展望プラットフォームがあって、ここからのマリーナ地区の夜景がまた最高です。
どうですか、この大パノラマ。
ホテルから歩いても10~15分位なものです。
僕のお薦めの夜の散歩コースです。
あっ、蓮の花がイメージの「アートサイエンス・ミュージアム」のライトアップも始まりました。
眼を少し右に向けると・・・この景色。
マリーナ地区の夜景を目に焼き付けて、またこのショップ街を抜けてカジノやホテルの方に戻ります。
この辺りには有名シェフのレストランのたくさんあるのですが、残念、今はお腹一杯。
店の感じを偵察するだけで、明日のランチにでもどこか試してみましょう。
ウォルフガング・パックの「CUT」、ダニエル・ブルーの「DBビストロモダン」、そしてマリオ・バターリの「オステリア&ピッツェリア・モッツァ」・・・。
どこも見たところ満員盛況の様子、予約は必要かもしれません、ランチでも。
ここはスケート・リンク。
クラビーな音楽にシンクロするライティングが今っぽいです。
この奥には大きなフードコート、和食から、中華、タイ、マレー、シンガポール、洋食・・・世界中のあらゆる料理が食べられます。
近くにはスーパーマーケットやドラッグストアもあり、「マリーナ・ベイ・サンズ」では一番庶民的な雰囲気の漂っているところです。