「ザ・ヴェランダ」で満足の朝食の後は、プールです。
ここのプールは決して大きくなく、古めかしさもかなりなものですが、ベッドは巨体の白人老夫婦といった人たちでほとんど埋まっています。
プール脇の川の見えるカヴァナ・エリアも同様です。
でも僕はプール奥のこのカヴァナが好み。
皆さんここは気付きにくいのか、いつでもたいてい空いています。
プール周囲は満杯で賑やかでも、このエリアだけは別世界。
僕の他には白人男性が一人本を読んでいるだけ。
ここで部屋に配られていた新聞数紙に眼を通します。
まさに休日ならではの至福の一時。
カヴァナでぐだぐだ過ごした後は、プール脇から、僕の泊まっている「オーサーズ・ウィング」の方に歩いてみます。
右奥に見えているこれまたコロニアルな建物は、このホテルとは別。
時代は相当前の物でしょうね。
後で写真を撮りに行ってみるつもりです。
ここが昔の元々の「ザ・オリエンタル・バンコク」の正面玄関だったところ(もちろん改築されてはいますが・・・)。
このドアは開けてもらえませんでしたが、許可をもらって「オーサーズ・ラウンジ」の方からこのドアの中がどうなっているか見せてもらいました。
(これも「オーサーズ・ウィング」の宿泊者ならでは?通常は不可?)
中のインテリアは「オーサーズ・ラウンジ」と同じようなデザイン。
でも窓が大きく周囲には亜熱帯の緑で、ここが解放されたら、これは人気出るでしょう。
今は貸し切りのイヴェント用に使われているだけのようです。
ここと「オーサーズ・ラウンジ」の間にあるのがこのファンクション・ルーム。
ファンクション・ルームの方から「オーサーズ・ラウンジ」を見たところ。
「オーサース・ラウンジ」奥のファンクション・ルームなどを貸切ると一体いくらくらいかかるのでしょう。
それこそタイの最上流家庭のハレの日の世界が垣間見られそうな所ですね。
この後、写真には撮りませんでしたが、2階のビジネスセンターでネットして遊びました。
宿泊者は部屋でのネットは無料ですが、ビジネスセンターのPC無料は確か最初の15分だけです。
じゃ、何で行くの?
恥ずかしいけど、教えちゃいますね(笑)。
ビジネスセンターのPCの周りに置いてあるコーラなどのドリンク、ホテル特製のクッキーやチョコレートがすべて無料だからです。
ベガーな僕はネットしながらしっかりそれらもいただいてきました(恥)。
時間も15分ぴったりで止めましたけど・・・。
部屋に帰るともう朝のターンダウンが済み、ベッドもすっかりきれいになっています。
窓を開けたくなって、大きな背の高い2重窓をすべて開け放ちます。
しっかり空調された部屋に入り込む熱気と、緑の匂い、わずかに聞こえる人のさざめき・・・実に心地良いことこの上なかったです。
窓の外も舐めるように掃除がされていて、手でなぞっても指に埃一つ付きません。