マンダリンオリエンタルホテル・バンコク (3) 「ノエルカワード・スイート」のベッドルーム

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「マンダリンオリエンタルホテル・バンコク」の「ノエル・カワード」の部屋、今度はベッド・ルームを見てみましょう。

ここには外光は一切入りません。
窓がないのです。
照明類はもちろん完備、最新式の照明という訳にはいきませんが、かなり明るくすることは出来ます。
でも、この通常の照明での「ほの暗さ」が、また実に「オーリエンテン」していると思いませんか?
何とも言えないこのベッド。
この部屋ではブルーがテーマ・カラーになっているようです。
コロニアルにちょっと淫靡さも加えたような、セクシーさも感じるベッドルーム。
ここでも隅から隅までディテイルがピッシリ決まったインテリア、そして完璧なメンテナンスと清掃状態です。

ホテルのウェブのこの部屋の説明によると
「Located in the hotel’s original Authors’ Wing, the magnificent Heritage Authors Suites celebrate three of the great writers who have stayed here.
Reflecting the colonial character of the original site of the hotel, each of the three suites – Somerset Maugham, Noel Coward and James Michener – feature spacious bedrooms and lounge areas as well as Victorian-style marble bathrooms.
The three suites are individually designed to reflect the Author’s distinct personality.
Fresh flowers and fruit are delivered daily by your personal butler ready to anticipate and attend to your every need.
Approximately 100 square metres/1070 square feet. 」
とあります。
やはりノエル・カワードのパーソナリティを反映している部屋なのですね。
この壁のシルクはいかにも「タイ」。
「ジムトンプソン」にも通じた色合いとパターンです。
至る所に「ノエル・カワード」の古本が置いてあって、雰囲気を高めてくれます。
どんな隅にも手を抜いていません。
この辺りも完璧なバランスの上に備品が配置されています。
ただテレビはリヴィング・ルームの方と違って、旧式のブラウン管です。
サイズも小さめです。
でもここに最新の薄型テレビが入ったら・・・それは絶対にこの部屋の絶妙のバランスを壊わしてしまうでしょうね。

この豪華な蘭は生花です。

どこを向いてもびったりすべてが「決まって」います。

質感が高く、実際に座っても坐り心地の良いのがすごいです。
「見せかけ」だけでないのです。
改めて奥からベッド・ルームを見たところ。
更にこの奥が、クローゼットとバスルームになります。

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