マンダリンオリエンタルホテル・バンコク (7) 川を渡って「オリエンタルスパ」に

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午後の陽射しも夕方に向かって少しづつ弱まってきている気がします。

ホテル専用の桟橋(位置的には丁度僕の泊まっている「オーサーズ・ウィング」の前にあります)から、これまた専用の渡し舟で対岸の「オリエンタル・スパ」に向かいます。
(↑の写真の高層ホテルは「ペニンシュラ」、↓の写真のボートに丁度重なっているのが「ミレニアム・ヒルトン」です)

川面に吹き渡る風は本当に気持ち良く、用もないのにこの船に乗っていても良いほどです。
チャオプラヤ川には川沿いのホテルのボートが沢山行き来しますが、ここ「オリエンタル」のと「ペニンシュラ」の船が一番豪華で、作りが立派です。
こんなところにもホテルの格が表れるのでしょうか。
スタッフも親切丁寧です。
出発したホテルの桟橋のほうを振り返ると・・・
左から、「マンダリンオリエンタルホテル・バンコク」の「メイン・ウィング」、「リバー・ウィング」、少し奥に「ル・ブア・アット・ステイトタワー」、「シャングリ・ラ ホテル・バンコク」の「シャングリ・ラ・ウィング」、「クルンテープ・ウィング」と最高級ホテルの揃い踏みが見えます。
対岸まではわずか数分の船旅。
着いた対岸はレジデンシャルな雰囲気、それも飛びっきり豪華な・・・。
船を下りるとレセプション役の女性が、各人の行き先に案内してくれます。
スパに行く人、クッキング・スクールに行く人、「サラリンナーム」というタイ古典舞踊のシアター・レストランに行く人・・・。

フルーツ・カービング(タイ語で「ケッ・サラック・ポンラマーイ」と言います)のディスプレイも、ここのは相当に手が込んでいます。
僕はスパの後、日本人に大人気の「サラリンナーム」ではなく、そのアウトドア部分、つまり川沿いのテラス部分に広がる「テラスリンナーム」のほうに予約が取ってあります。
だから後でまたここに戻ってくることになります。
で、「オリエンタル・スパ」。

入り口はこの階段を上がった2階にあります。
ふんだんに使われたチーク材はどこもかしこも磨き上げられていて、本当にクラシカルな美しさに溢れています。
その後出来た幾多の高級スパも、その作りのディテールに渡る細密さでは、ここにかなうものはないかもしれません。

どこを見ても一貫したテーマとポリシーに貫かれていて、そしてそれが本当に良くメンテナンスされています。

ここのスパは日本人からしてみても相当に高価なメニューばかり、僕は幸いにして「ご招待」の形でこのマッサージを体験させてもらいましたが、いや~~、それはそれは丁重に扱ってもらえました。
さすがです。

でも僕は町のマッサージ屋で充分ということも分かりました。
人間どこにどれだけの価値を見出すか本当に人それぞれで、僕はこういう場所でのマッサージなどのトリートメントに何千バーツというお金を出すことが、精神的に駄目なんです。
充分リラックス出来ないんです。
「足が疲れたかなぁ」、「肩が凝りまくってるぅ」と思った時に即座に出来て、100~200バーツにチップという気軽さですぐにエネルギー・リチャージ出来る町のタイ・マッサージ屋の方が、心底くつろげるんです。
スパに関しては超貧乏性のshackinbabyです。

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