昼前にチェックイン出来たルアンパバーンの「アマンタカ」。
予想外のアップグレードに狂喜、一人には広すぎる「アマンタカ・スイート」の中をあちこち探索。
更には館内もいろいろ・・・。
そして午後1時半からはルアンパバーンの市内観光を、ホテルのアクティビティ・リストの中から予約。
このシティ・ツアーはルアンパバーンを知るには僕のようなビギナーにとって必須中の必須と言えるもの。
同種のツアーはラオスの観光業者数社から日本語ででも催行されてますが、すべてが僕のスケジュールや希望に合わせて2時間というこの「アマンサラ」のツアーを選択。
値段はUS$110++とネットに出てくるどのツアーよりも髙かったし、ガイドも英語でと・・・。
でも短い滞在時間を有効に過ごすために、これは許容範囲の出費と考えたのです。
予定の時間10分前に表れたラオス人男性ガイド、ネイティブな英語となかなかのホスピタリティで、ツアー開始前から好印象。
さすが「アマンサラ」のツアーです。
まずはホテルの豪華なトゥクトゥクに乗って、最初の目的地まで向かいます。
タイ同様ルアンパバーンの町中にもたくさんのトゥクトゥクが走っていますが、このトゥクトゥクは本当に特別製。
大きいし、きれいだし、乗り心地も悪くなく、「アマンタカ」滞在中はこのトゥクトゥクでルアンパバーンの市内ならどこにでも無料で送迎してくれます(深夜以外?)。
これは後々何かにつけて便利なサービスでした。
トゥクトゥクが着いたのは世界遺産ルアンパバーンを象徴する寺院「ワット・シェントーン」。
その入口辺りに、こんな白い丸いものを発見しました。
これ、米?
そう、ご飯の平たい塊が台に並べられて乾燥を待っているのです。
これを油で揚げてライスクラッカーにして、スナックとしても、例えば麺の中に入れたりしても食べるんだそうです。
結構美味しそう、機会があったらぜひに・・・です。
で、これがルアンパバーン一美しいという「ワット・シェントーン」。
入場料も必要ですが、僕の場合はツアー代金に込みです。
おぉ、優雅だけど大胆に湾曲したラオス式の屋根の何と美しいこと。
東に向かって3段、西側には1段の屋根が折り重なって、計9枚で屋根が構成されています。
いわゆる「ルアンパバーン様式」です。
ただ残念だったのは、その時屋根など外壁が修復中だったこと、ガイドによるとしばらくは「こんな状態が続く」とのことでした。
これは僧坊。
沢山のお坊さんがここで生活しているそうです。
そしてこちらが車庫。
ものすごい装飾と色、存在感が半端ない建物です。
車庫って何の車庫?
それはこの霊柩車、黄金の龍をモチーフにしたこの霊柩車は、かつての国王の葬儀の盛大さを容易に想像させてくれます。
周りにはたくさんの仏像が・・・。
どの目もやや下を向いていてとても穏やか。
手はいろいろなポーズをしていて、例えばこの両掌を前に出しているのは「争いをやめなさい」の意味だとか・・・。
これは古いお御籤。
時間にもよるのでしょうが観光客もまばらで、辺りはとても静か、ほぼ貸し切り状態で心行くまで見て歩くことが出来ました。
シェムリアップのアンコールワット遺跡群のような押し合いへし合いなんてことは全くありません。