ルアンパバーン弾丸 (26) 「タマリンド・カフェ」でディナー

スポンサーリンク

あぁ、長い一日でした。
前日深夜にバンコク到着、フワイクワンのディープな夜を探検した後に数時間の睡眠。
そして早朝ラオスに向けて出国、昼前からルアンパバーンの「アマンタカ」を根城に市内観光したりリバー・クルーズに出かけたり・・・いつもの僕の旅のスタイル、「目いっぱい予定を入れる」をここでも実践です。
この日の仕上げは夕食&ナイト・マーケットの探索。
特にどこで何の食事をするかは僕にとってとても大切なこと、イブニング・クルーズから帰ってきて今度は湯船にゆったり浸かりながら、いろいろ考えます。
さっぱりした後は「ライブラリー」にあるPCでもネット検索。
更にホテル・スタッフに生のレストラン情報を聞きます。
(ここにはコンシェルジュ専門職がいないらしく、わりと通り一遍な情報しか得られなかったのは、このホテルの数少ない不満の一つでした)
僕の希望。
ここはラオス、出来ればラオス料理に挑戦したい。
もちろんラオス料理は「アマンタカ」のレストランでも注文可能ですが、ナイト・マーケットにもぜひ行きたいのでホテル外のレストランで夕食を取りたい。
そんなこんなで候補はビエンチャンの高級店のルアンパバーン支店「タムナック・ラーオ」、昼間のガイドが一押しと言っていた「ブルーラグーン・カフェ」、フレンチ・コロニアルな「エレファント」、カジュアルだけど料理の美味しさに定評のある「タマリンド・カフェ」辺りに・・・。
そんな中から僕の「感」で、ナムカーン川沿い「ジ・アプサラ・ホテル」(The Apsara Hotel)隣にある「タマリンド・カフェ」(Tamarind Cafe)というラオス料理店に、ホテルのトゥクトゥクで送ってもらいました。
店はホテルから予約していったにもかかわらず超満員。
店の向かい側、本当の川沿いに作られたアウトドア席で、店内に席の用意が出来るのを待ちます。
この店の人気はどうやら外国人観光客にも受けるように洗練・アレンジされたラオス料理の美味しさの他に、ホステス役のイギリス人女性(オウナー・シェフの奥さん?)のホスピタリティにもあるようです。
とても親切な人で、笑顔があり、良く気が付き、誰にでも公平にフランクに接して、場を和やかにしてくれる人。
もちろんメニュー選びにも大協力してくれます。
彼女の人柄を慕ってか、彼女と親しく話す店の客ほとんどが非アジアの顔ぶれです。

マンゴのシェイクを飲み終わる頃に席の用意が出来たと店側のテラスに移動。
厚めのメニューを良く吟味、イギリス人女性のお勧めも加味しながら stuffed lemon grass (38000キープ) と stir fried young pumpkin (20000キープ) という料理をオーダー。
英語もまずまずの礼儀正しいウェイターが、籠に入ったもち米や手洗いのボウルと一緒に料理を運んできてくれます。
まずレモングラスに包まれたチキン。
これがもうバカ旨!
ラオスではポピュラーな料理のようで、ラオス語では oua si khai と言うそう。
チキンにはタイ料理でもお馴染みのコブミカンの葉、コリアンダーが効いていて、辛いたれも何のその、貪りつくほどの美味しさです。
レモングラスそのものは食べませんが、その芳醇な香りがチキンに映って、これは最高。
これが北部タイ~ラオスの味なんでしょうねって、超納得の味。
もう一皿のかぼちゃの炒め物も、これまた予想を裏切る美味しさでした。
薄く薄く切られた若いかぼちゃはしゃっきり感もあって、これまたコブミカンやショウガなどと良く合うこと。
この店、評判通りめちゃ旨です。
デザートにはローカル・スイーツの盛り合わせを(10000キープ)・・・。
タイ同様もちもち系のものが中心、とても素朴な甘さで舌を癒してくれます。
この料理で、水やドリンクすべて含めて91000キープ。
僕はラオスの通貨キープには正式に両替せず、手持ちのタイ・バーツですべて決済(ほぼ100%どこでもタイ・バーツでOKです)、91000キープは360バーツとのこと、つまり日本円にして約930円。
ルアンパバーンを代表する店のディナーがこの値段ですから、やはりラオスはタイより物価が安そうですね。
大満足のディナー後は、また「アマンタカ」に電話、トゥクトゥクに迎えに来てもらいます。
前にも書きましたがこうした無料送迎もなかなか便利なサービスでしたよ。

★「タマリンド・カフェ」 http://www.tamarindlaos.com/index.html

ちなみに今はピーマイ・ラーオ、ラオス正月の時期、ルアンパバーンが一番賑やかになる時期です。
今年の主な予定は以下のよう。

将来のこの時期、ルアンパバーンをいつか再訪してみたいものですが、フライトもホテルもブッキングがかなり難しいでしょうね。

タイトルとURLをコピーしました