「Yugafu Yamabare」のチェックアウトは午前11時。
午後はレンタカーで石垣島の西の部分を走る予定で、配車は正午にお願いしてあります。
(川平地区の配車には要追加料金)
僕らは、この県道79号線を車が時々通るだけで、ほとんど人に合わない山原(やまばれ)地区を、またもホテルでもらった地図を見ながら、散歩します。
空は青く、日の光も充分、空気は乾いているので、汗も出ず、ぶらぶら歩きには最高。
地図に出ているいくつかの店はも無く、こういうところの店経営も大変なんだなぁと・・・。
そんな中、ここは規模が大きいなぁ、車もすごく停まっているし、お客も多そうだったのが、この「ポーザーおばさんの食卓」という店。
観光バスも何台も停まっていて、そういうツアーの食事などにも使われる店のようです。
見たところ沖縄料理は大体揃っていましたが、団体さんが大勢で揃って食事している中に入って行く勇気は僕にはありませんでした。
なので、少し高台にあるこの店のテラスをお借りして、一休みだけ。
サングラスをかけたシーサー。
店を出て、また県道を米原ビーチの方へぶらぶら。
県道からは海の方に下りる小路が沢山あります。
良いですねぇ、この感じ。
海に続く道って、どこかそそられます。
山原の店々がほぼ途切れかけた頃に、ぽつんと出てきたのがこの看板、八重山そばの「嘉とそば」という店です。
もう少し先には「トミーのパン」という人気店もあるそうですが、ホテルの朝食もパンだったし・・・。
店の感じを確かめてから、ここでランチすることにします。
店は派手派手しくなく、かなりローカルな印象。
この地では観光客がメインでしょうから。逆にこういう地味な外観は僕にとっては「良い感じ」に写ります。
接客は標準語の丁寧なもの。
店内はこの室内席とアウトドアと・・・。
僕らは海の見えるアウトドアの席に陣取りました。
奥さんは八重山そば(500円)、僕はソーキそば(700円)を注文。
ご飯や小鉢の付いたセットもあります。
またここはオウナーが海老の養殖をやっているとのことで海老をたっぷり使った海老そばというものが人気とのことで、海老は塩焼き(700円)で別に頼みました
まず、これが八重山そば。
食べると分かるのですが、この店、生麺を使っているんですね。
ぼそぼそした感じはなく、ややつるつる感もあるストレート麺、そう、少しだけラーメンに近い麺でした。
これは大きなソーキの乗っている、僕が頼んだ方のソーキそば。
このソーキがまた良い、前夜もホテルの夕食で出ましたが、たっぷり感もあり、負けてません。
ところで皆さんは沖縄そばと八重山そばの違いってご存知でしたか?
ネットで調べてみると、実はどうやら使っているスープの出汁が違うようです。
前者は、鰹出汁のみ、後者は豚骨をベースに野菜と魚介の出汁を合わせているんだと・・・。
僕らが食べたそばが典型的な八重山そばなのかは分かりませんが、美味しくはいただけました。
海老はこんな感じ。
ま、こちらは特別感はありませんが、人気という海老蕎麦は麺の上にこれが乗り、スープにも海老のエキスが入るようです。
ご馳走さま<悪くなかったです。
とにかく空いているし・・・。
さぁ、ホテルに帰りましょう。
レンタカーが配車されるはずです。