レンタカーを借りての石垣西海岸ドライブ。
だんだん町の中心部に近づいていきます。
次に下りたのは「石垣島鍾乳洞」という観光スポット。
大昔はここは海底にあり、地殻変動などの隆起により、長い年月の間にこういう鍾乳洞になって行ったとのことです。
全長3.2㎞あるうち、約660mが公開されていて、見学所要時間は約30分と・・・。
入場料は1080円でした。
エントランスには日本最大級の蝶、オオゴマダラがいて、その金色の輝くサナギも見ることが出来ます。
ヤシガニもいたかな・・・。
鍾乳洞の中は湿度が高く生ぬるく、時々天井からは水滴が。
鍾乳洞なんて本当に久しぶりなので、最初のうちは興味深く・・・
でもだんだん飽きてきますが、途中に水琴窟があったり、トトロに似ている鍾乳石があったり・・・
イルミネーションが施されているところもあり・・・
こんなシャコ貝の化石がむき出しになっているところもありました。
お客さんはあまりいず、途中で記念写真撮影のオネーさんに会うと、ホッとしたりして。
こういうところにあまり人がいないと、ちょっと怖くなっちゃいますよね。
沖縄や石垣のこうした観光スポットでは各種の割引が横行していますが、例えばここでは機内で配られる「ちゅらナビ」提示で、5個入りの ちんすこうがもらえます。
僕らはこの後町中のステーキ店で石垣牛を楽しんでから空港に行き、午後7時15分発のJTA76便で羽田に戻る予定です。
車は石垣の町中に入り、リニューアルなった旧「ホテル日航八重山」、現「アートホテル石垣島」を見たりして、fitnessfreakさんのブログに出てくる「ゆらてぃく市場」に車を停めました。
ここは正式名称は「JAおきなわ・八重山地区営農センター」。
地元で生産された農産物を地元で消費する「地産地消」を合言葉とした大型店で、スーパーマーケット的要素もお土産店的色合いも備えています。
沖縄っぽい、あるいは八重山っぽい農産物は豊富にありますが、マンゴにはまだ早く、甘いパイナップルにもまだ少し早いようです。
それでも奥さんは島らっきょうからなんやら買い込み、このカーサームーチーも買っていました
ムーチーとはお餅のこと、月桃の葉で巻く事からカーサームーチーと呼ばれています。
沖縄では旧暦の12月8日に、ムーチーを食べて厄払いする風習があり、新暦では今年は1月24日でした。
その日はムーチーを仏壇や竈にお供えして、家族で食べて健康を祈願したり、厄払いをしたりします。
子供の歳の数だけ天井からムーチーを吊るしたり、初めて赤ちゃんとムーチーの日を迎える家は「初ムーチー」といって、親戚や近所にムーチーを配ったりもするそうです。
その頃は店頭がカーサームーチーで溢れますが、こういう店ではいつでも入手可能。
月桃の葉の香りはエキゾティック、スーッとするようでいてちょっとスパイシーな香りが鼻に、口に広がり、素朴な味の甘めの柔らかい餅に、良いアクセントをつけています。
実はこの後ステーキを食べて飛行機に乗ったので、これが我が家の夜食となったんです。
そうそう、「大人の人」(笑)は「ムーチーの由来」と「成人向け」でググってみてください。