仕事ついでの香港・マカオ (16) 「ザ・ヴェネチアン・マカオ」でマカオ・グルメ

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僕が泊まっている「コンラッド・マカオ・コタイ・セントラル」とは同じ系列のホテルながら、雰囲気はかなり異なる「ザ・ヴェネチアン・マカオ」。
こちらはもう正統派の(?)カジノ・ホテルといった作り、本家ラスヴェガスとほとんど同じ意匠です。
メインのファサードはコケ脅かしもいいところ、でもここまでグランド感があると、ニヤニヤしながらもこのフェイクを楽しんじゃったりもします。

初めてここに来た人は皆口あんぐり、やはりインパクトは相当大のようです。
人の混雑ぶりもこちらは桁外れで、「コンラッド」などに漂う落ち着きは全く感じられません。
旧来のカジノホテルの雰囲気そのままです。
この巨大リゾート、カジノ派、ショッピング派に絶対の場所であるのはもちろんのことですが、ちょっと美味しそうなものにだって事欠くことはありません。
「グランド・カナル・ショップス」を歩いていてまずぶつかったのが、このエッグタルトの名店「ロード・ストウズ・ベーカリー、安徳魯餅店」のカフェ、「安徳魯餅店及珈琲」(Lord Stow’s Bakery & Cafe)。
もう辺り一面、甘さと香ばしさの入り混じった何とも魅力的な香りが漂っています。
僕が以前マカオに来た時はコロアン島の本店「澳門安徳魯餅店」までタクシーを飛ばして買いに行かなくてはでしたが、今はこうして簡単にこのエッグタルトが食べられちゃうんです。
時代は変わりました。
クリスピーなサクサクの食感のタルト生地にこってりした甘さのカスタード・クリームが奏でる絶妙なハーモニー、ここのは一個HK$8です。
(もちろんマカオ通貨の8パタカ、MOP$8というのが正確な値段ですが、HK$8でも通用しちゃうんです)
このカラメルの焦げた感じがここのは何とも言えません。
「マーガレットズ・カフェ・エ・ナタ、瑪嘉烈蛋撻店」(Margaret’s Cafe e Nata)のエッグタルトと並んで、マカオのMUST EATでしょう。
あ、あとスイーツ・ファンにはセラデューラというケーキもね・・・。
エッグタルトのもともとのルーツはポルトガルで、ポルトガル語で「パステイス・デ・ナタ」と呼ばれているお菓子がオリジナルなんだそう。
マカオへそれが入ってきたのは以外にも最近のことで1980年代とのこと。
イギリス人のアンドリュー・ストウ氏(Andrew Stow)が本場ポルトガルのレシピに英国風タルトの要素を加えて誕生させ、以来マカオを代表するスイーツにまで成長したというわけです。
(ちなみに「マーガレットズ・カフェ・エ・ナタ」はストウ氏の奥様マーガレットさんが始めた店だというのは薀蓄の一つになるでしょうか)
店のイートイン・スペースで座っても食べられるのですが、僕は「グランド・カナル・ショップス」を歩きながら立ち食い。
そんな僕を見てにっこり笑う女性、場内のところどころに立っている案内係のお嬢さんです。
「これ、美味しいですね」と僕から話しかけると、きれいな英語で「マカオで一番有名なお菓子ですよ・・・」。
案内係とはいえ、ネイティブな英語でびっくりです。
マカオも昔のように英語は通じにくいなんてこと、全くありません。
そんな彼女に「他に何かマカオのお奨めの食べ物はありますか?」と聞くと、しばらく考えてから「お腹が空いてらしたらポークチョップバーガーはいかがですか?香港の方は皆さんお好きですよ」と・・・。
あぁ、猪?包。
僕は以前マカオで有名な「大利来記珈琲室」という店まで行って、でもちょうどその日は休み、ものすごく悔しい思いをしたことがあったのですが、何とその「大利来記珈琲室」の支店もこの「グランド・カナル・ショップス」にあったんだそうです。
あった・・・過去形?
何でも今は閉店しているけどすぐにまたオープンする予定とその案内係は言います。
あぁ、残念。
ポークチョップバーガーにはまたもフラれてしまったようです。
「グランド・カナル・ショップス」のフードコートはこんなにお洒落。
世界各国の料理がここで食べられますが、中にはこんな有名店の支店も・・・。
「新口岸葡國餐廳」です。
ここは日本のガイドブックにも良く載っている有名なポルトガル料理のレストラン、この黄色い看板はネットの画像でも見たことあります。
メニューを見ていると有名なポルトガル料理はたいていある感じですが、そんな中に見つけたのが「猪?包」の文字。
そう、さっき店がなくなっていて残念がったポークチョップバーガーのことです。
もちろん迷わず注文。
温められたパンの間には、野菜など何にもなしのグリルした豚肉のみ。
ニンニクと胡椒がきいた醤油ベースの味が付いた豚肉は柔らかくジューシーで、パンとベストマッチ。
これはこれで美味しかったですが、やはり僕は人気の「大利来記珈琲室」のを食べてみたかった・・・。
付け合せのポテトも揚げたてでした。
値段はちょっと高めのHK$38。
「ザ・ヴェネチアン・マカオ」からまたシャトルバスで「コンラッド・マカオ・コタイ・セントラル」まで戻ります。
「コンラッド」のバス乗り場からは、「シティ・オブ・ドリームス」というメガ・リゾートに建つ3軒のホテルのうちの「グランド・ハイアット・マカオ」が見えています。

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