再投稿:16年前のバンコク旅行記が見つかりました

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僕の古い日記を見ていたら、2001年にこんなバンコク旅行記を、どこかに(たぶん業界誌)投稿していたようです。
こんな写真付きの旅行記をその当時作っていたなんて、すっかり忘れていました。
今から16年も前のバンコク、改めて見直すと、すでに近代化まっしぐらのバンコクでしたが、高層ビルは少なく、記載されている物価もだいぶ安め。
懐かしいので、ここに再録します。

バンコク、タイ人はこの街をクルンテープと呼ぶ。
クルンテープとは「天使の都」という意味だそうだ。
このアジアのハブともいえる大都市を初めて訪れたのは、もう20年以上も前。
あれから一体何度、この街を訪れたことだろう。
ある時は仕事で、ある時はトランジットとして数時間だけ。
この20年でだいぶ変わったとは言うものの、いつ行っても「微笑みの国」を実感させてくれる、僕の大好きな街である。

最近のバンコクは、昔の「汚いバンコク」ではない。
街の中心部はこんな具合。
高層建築と、まだまだ多い緑のコントラスト。
この緑は王室用の競馬場。
いくら近代的になったとはいえ、そこは敬虔な仏教国。
街のあちこちにこういう祠がある。
日本とはまったく違うスタイルが、僕らには逆に新鮮だ。

大きな祠では、こういう専属のダンサーがいて、お金を払うと仏様に奉納の舞をしてくれる。
もちろんお金次第で、ダンサーの数も置くなり、踊る時間も長くなるそうだ。
こういうところが小乗仏教的?
街中にも、名も知れぬワット(お寺)は多数点在、いまだに人々の熱い信仰を集めている。
観光客が行くような有名寺院じゃなくて、街歩きしながらのローカルなワット巡りもまた一興。

観光客の行かない、ごく普通の街並み。
古いタイ・コロニアル建築の向こうに高層ビルが。
そしてタクシーと、タイではいまだ現役の「トゥクトゥク」と呼ばれるオート三輪。
新旧の対比。

世界中どこにもある「中華街」はバンコクでも元気だ。
「ヤワラー」と呼ばれる地区はB級グルメの宝庫。
安くて美味しいものが目白押し。
衛生問題も過熱してあるものならたいてい大丈夫。
なんでも「生」は危ないです(笑)。

フカヒレやアワビなどの乾物屋を冷やかすのも楽しい。
でもバンコクでの「お買い得」は燕の巣。
買って帰っても、家庭で調理できるものではないのが残念だが。

このぐつぐつ煮立ったフカヒレのスープがたったの1400円程度。
パクチー(香菜)をたっぷり入れて食べるのがタイ・スタイル。
フカヒレはタイでは庶民も食べるポピュラーな食材。

南国のクリスマス・イルミネーション。
国王の大きな写真も一緒にディスプレーされているのが、いかにもタイらしい。

ここでは「さみだれ電球式」イルミネーションを見ていただきたい。
こういうデコレーション・スタイルはタイだけではなくアジアではよく見るタイプだ。

初日の出。

バンコクには世界的に著名なホテルが沢山ある。
今回の宿泊はペニンシュラ・ホテル・バンコク。
チャオプラヤ川を挟んで、有名なオリエンタル・ホテルの真向かいにそびえる高層ホテルだ。
このホテル専用の渡し船で川を渡るところからホテル・ステイが始まる。

ペニンシュラのシックな室内インテリア。
ここには写っていないが、高層建築なのにバルコニーがある。
つまり直接川風に吹かれることが出来る「バルコニー・ルーム」というカテゴリーの部屋を選んだ。

リゾート気分を醸し出すセッティングのプール。
ちょうど向かいがオリエンタル・ホテル。

モダンなところと、こうしたタイ情緒豊かなところがうまく融合しているホテル内。
高床式のラウンジ。

B級グルメの1つ、日本でいうあんかけ麺のようなバミー・クロップ・ラートナーと言われる料理。

僕の大好きな一品だ。
「トンファヘン」というこれ専門の名店にて。
店はステンレス製メインできれいに清掃されていて、ローカルな店と言えども不潔感は全くない。
約60円とすこぶる安価。

これはお持ち帰りのカオカームー。
カオはご飯、ムーは豚。
八角などの中華系香辛料入りの醤油でトロトロになるまで煮込んだ豚肉と野菜、卵をご飯の上に乗せたもの。
夜食に最高。
これで日本円にして100円くらい。

麺屋台。
イラストがタイっぽいというか中国っぽいというか。

フルーツはいつに豊富。
そしてとにかく安い。
手前がジャックフルーツ、奥がドリアン。

街角の花輪(プアンマーライ)売り。
生活の中に溶け込んでいる。
これも驚くほど安い。

空き地では何とセパタクローをやっていた。
竹で出来た小さな球を蹴り合うタイ独特の球技。

後記:最初の写真はたぶん「パトムワン・プリンセス」からかも。
あの当時はよくあの韓国系ホテルに泊まっていました。
理由は設備の割に安かったから・・・。
「さみだれ電球式」イルミネーションと書いたのは、当時の「パンパシフィック・ホテル」、今の「クラウンプラザ・バンコク・ルンピニパーク」です。

皆さんのサジェスチョンで、何とか編集し直せました。
以前のスタイルに戻せました。
特にほまれさん、Junさん、本当に有難うございました。
スマホではOKとのことですが、PCの方はこちらの方が見やすいですよね。
この編集でコメントをいただいた2名の方のコメントも消えてしまいましたので、以下に再録させていただきます。
ご不便をおかけいたしまいた。

Commented by NK at 2017-06-25 22:56 x
借金さまのオスマシ用?の文体が新鮮でした
2001年だとちょうど卒業旅行の時期でしたがバンコクの文字がパンフレットに飛び交っていた記憶です

やっぱり経済成長のペースが速い発展途上国は行けるうちにひとまず行っておいて往時の雰囲気を味わっておくべきだなあと記事を拝見して実感しました

Commented by nagi at 2017-06-25 23:27 x
2001年ですかぁ(遠い目
B級グルメ押しが嬉しい、ですw
やっぱりページビュー的には高級タイ料理なんでしょうけれどもw
借金先生のB級グルメなタイ特集というのも大変に興味があります。
あ、まだタイでヤギを食べていないのでバンコクヤギ巡りをしなくては。
ソップノーマイめぐりはしたのですが(^_^;;;

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