僕のバンコク2日目はもう帰国日、乗るのはJAL34便羽田空港行き、午後10時25分発です。
タイ最後の食事は、スクンビット・ソイ39とソイ49の間を結ぶ小道(ソイ・プロムシー)に面している「スプリング」で締めくくります。
ここは「スプリング」というレストラン棟と「サマー」というデザート中心のカフェ棟の2つの建物があり、その前に広大な芝生が広がっているという店。
なので「スプリング&サマー」(Spring & Summer、 ????? ????? ????????)と表記されることもあります。
至近BTS駅はプロンポンですが、歩いては遠すぎです。
やはりここには車で、ですね。
そしてここはそれが似合う、ここはタイの若いハイ・ソサエティの人たち大集結のホット・スポットなのです。
かなりな暗さですが、芝生に点在するこのクッション席でごろごろくつろぐがこの冬の時期、最高なんです。
「スプリング」と「サマー」に対して、この席を「ウィンター」とも称しているようです。
この店は一般に予約不可とのこと、first come first serve方式らしいのですが、そこはそれタイのこと、どうにでもなります(笑)。
以前にこの「ウィンター」席を確約させていたのですが、あまりの暗さにしり込み。
だって料理の色合いとか絶対分からない・・・。
僕、タイ人程眼が良くないし。
ということで、ここでも急遽変更、「スプリング」の方に席を取ってもらいました。
「スプリング」は2階建て、モダン・シックといったインテリアででしょう、これは。
良い感じです。
階段の上は更にプライベート感溢れる席になっているようです。
1階にはこういう大きめの会食用スペースも・・・
こんなこじんまりした席も、いろいろ用意されています。
ウェイターたちはホテルほどではありませんが英語で意思疎通可能、接遇はホテルと同等あるいはさらに丁寧かもしれません。
メニューは立派なもので、種類も多く、選ぶのが難しいほど。
西洋料理、タイ料理、和食のフュージョンにお洒落あるいはヘルシーというキーワードをかぶせたような料理が並びます。
ただ量はポーション大きめが多いです。
2人でシェアも考えてだと思います、これ。
こんな店に一人で来る方が(僕のこと)普通間違ってますからね。
僕はメニューの中からことさらタイ風のものを選んだので、まずこの店のパッタイ。
バナナの葉の天麩羅が上に載っています。
パッタイとして美味しい、ま、それもそうでしょう、値段が値段ですから(たぶん200バーツ台、詳細は覚えていません)。
調味料入れもお洒落です。
メインには前日「チョン・タイ・レストラン」で食べたスペアリブと比較するために、ここでもタイ風のスペアリブを・・・。
ここのは「チョン」のような北部風と違って南部風とのこと。
ウェイターは「南部風」がどんなものなのか英語で上手く説明出来ないようだったので、僕の解釈でですが、マッサマンカレー煮込み風とでもいえば、味のほどが分かっていただけるでしょうか。
クローブなどが効いています。
量はたっぷり2人分。
リブそのものは肉の身離れも良く、柔らかさも合格点、美味しかったけど、僕一人だったので少し残しちゃいました。
付け合せのオニオン・フライは、ここでは上手く写っていませんが、芸術的な形に揚がっていました。
店がどんどん混んできたので、デザートはテラス席で食べることに・・・。
デザート専門の「サマー」の方でも良かったのですが、「スプリング」のテラス席もこの時期気候的にとても気持ち良さそうだったので、ここでこの店のシグネチャー・デザートを。
「Cカップ」とかいうデザートで、焼きたてのチョコレート・スフレの上に生クリームとアイスクリームを乗せた熱くて冷たいデザートです。
これらすべてで1100バーツ位、安くはないですが、お金持ち風なタイ人カップルやグループの店としてはこんなものでしょうか。
料理として悪くないと思います。
後はこの雰囲気を楽しめるかですね。
お店のウェブからプロが撮ったここの写真を最後に載せておきます。